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作成日:2023年11月09日  更新日:2024年05月23日

【2024年度版】高校生の新卒採用!スケジュールと採用成功のポイントを解説!


人材不足や組織文化の停滞など、人材雇用に関するお悩みを抱えている会社は少なくはありません。

そこで昨今注目されているのが、高校を卒業したての人材を雇用する高卒採用です。

今回は、高卒採用のやり方や作法などについて解説します。

高校生採用の市況

2024年度の求人状況

令和5年3月末時点の高卒採用の求人数・求職者数は以下の通りです。

・求人数:約44万4,000人
・求職者数:約12万7,000人
※参照:厚生労働省「【令和4年度】高校・中学新卒者のハローワーク求人に係る求人・求職・就職内定状況」

前年度と比較して、高校生の求職者数は微減(5.6%減)している一方、求人数は13.9%増と大きく増えています。

これにより各企業での人材獲得の競争率が高まっている状況にあります。

高校生採用を実現したい企業にとっては、より早く戦略的な採用活動を進行する必要が高まっているでしょう。

2024年度の高校生採用のスケジュール

最新の高校生採用のスケジュールは下記の通りです。

高校生採用に必要な準備

高校生を採用するためには、以下の準備が必要です。

人材要件の策定

まず初めに、どのような高校生を採用したいのか、必要なスキルや資格、性格などの人材要件を明確に策定しましょう。

ハローワークでの求人登録

高校生の求人情報はハローワークに登録し、求職者に公開することが重要です。採用サイトや高校からの斡旋など、適切なチャネルを使って情報を発信しましょう。

説明会へのエントリ・開催

高校生に対して企業説明会を開催し、興味を持ってもらえるように工夫しましょう。自社での集客が難しい場合は、専門企業が開催しているイベントへの出典も有効です。

イベントを開催・出展する場合は、説明会や選考へのエントリーを受け付ける仕組みも整える必要があります。

採用サイトへの登録

企業の採用情報をウェブサイトに掲載し、高校生が簡単にアクセスできるようにしましょう。応募フォームも設けておくことが重要です。

応募前職場見学の開催

高校生に実際の職場を見学してもらう機会を提供し、企業の雰囲気や仕事内容を体験させましょう。

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高校生採用の注意点

高校生を採用する際には、以下の注意点に気を付けましょう。

面接の質問事項の制限

高校生採用の面接には、質問内容について明確なNG項目があります。
それは、本人の能力や職務に対する適性に関すること以外は、質問してはいけないというものです。

具体例としては、下記です。

・家族や生い立ちに関する事項
・宗教や人生観についての事項
・日頃読んでいる新聞や本に関する事項

どれも候補者本人のことを知る上で、思わず質問してしまいそうな事項が多くありますので、高校生採用を行うにあたっては、事前に質問事項を決めておくなどの注意が必要でしょう。

一人一社制

高校生採用のルールの一つに、「一人一社制」というものがあります。

これは学生が就職活動と学業の両立をするために、学校からの推薦を受けて企業の選考を希望する場合、求人応募の解禁日から一定期間、一人一社までしか応募できないというルールです。

合わせて一人一社制によって出した内定は、原則放棄できないという決まりもあるため、企業側は内定を出すにあたって、より慎重な検討が必要となってきます。

高校生採用はルール厳守!

高校生の採用においては、前述の一人一社制をはじめとしてルールを厳守することが非常に重要です。

企業と候補者だけでなく候補者が在籍する高校や行政も関わってくることから、選考の方法や面接の内容など、通常の中途採用などと比べると気にすべきことが多いです。

法令に従い、適切な労働条件を提供しましょう。

高校生採用の二次募集とは?

高校生採用の二次募集は、最初の募集に応募できなかった高校生に向けて、追加で求人を募集するプロセスです。

通常、一次募集に応募できなかった高校生や新たに興味を持つ高校生に向けて、追加の説明会や応募受付を行います。

まとめ

今回は、高校生の新卒採用についてスケジュールや注意点をご紹介しました。

本メディアでは経営や採用に役立つ情報を発信しております。
詳しくはこちらをご覧ください。

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