お役立ちガイド

飲食店や小売店、病院などで近年一気に普及した予約システム。煩雑な予約管理を自動化してくれる便利な存在ですが、次のようなお悩みもあるのではないでしょうか。
「どの予約システムを導入すればよいのかわからない」
「自社にぴったりな予約システムが見つかる気がしない」
本記事では、予約システムを導入したい企業担当者の方や店舗オーナーの方に向けて、予約システムの機能や選ぶ際のポイントを徹底解説します。
予約システムとは?
予約システムは、店舗での予約業務をトータルで支援するツールです。予約の受付から当日確認、キャンセル対応などを、システム上でまとめて管理できます。飲食店はもちろん、美容院やクリニック、学習塾などでの導入事例も多いです。
店舗での予約管理業務に課題を感じている場合には、ぜひ導入を検討してみましょう。
予約受付と管理などの関連作業を一貫して自動化するシステム
予約システムを使うと、予約に関する業務を一元管理できます。
詳しい機能は後ほど解説しますが、主な機能は次の通りです。
- 予約の受付
- 予約状況の管理
- ユーザーに対する予約状況の通知・リマインド
- 決済
- レポートの作成
予約システムを使うと、24時間いつでも予約を受け付けられるようになります。飲食店や美容院では、予約数の向上につながるでしょう。予約内容をシステムからユーザー側に自動でリマインドする機能もあるため、無断キャンセルの防止も期待できます。
また、製品によっては過去の予約状況を元にしたレポートの作成も可能です。こうした機能は、パートのシフト決めやマーケティング施策の立案に活用できます。
業種別に特化した様々な予約システムがある
業種ごとに特化した予約システムも存在します。
主な業種別システムとそれぞれの特徴は、以下の通りです。
業種 | 主な機能 |
---|---|
飲食店向け |
|
美容室向け |
|
飲食店や美容院などでは、それぞれの業種に合わせた機能が必要です。業種特化型のシステムではこれらの機能がはじめから搭載されているため、カスタマイズ不要ですぐに使い始めることができます。
無料の予約システムもあり導入ハードルが低い
最近では無料の予約システムも登場しており、システムを導入するハードルが下がりつつあります。
小規模な飲食店などで導入する際は、こうした無料の予約システムの導入がおすすめです。例えばAirリザーブでは、予約数が無制限の無料プランを利用できます。まずは無料プランから利用を始め、機能が不足していると感じた段階で有料プランへと切り替えてみてください。
また、従量課金を採用している製品もあります。こうしたツールでは、「決済金額の3〜5%程度」といった手数料が発生することが一般的です。例えばSquareでは、決済手段によって2.5%〜3.25%の手数料が発生します。
予約システムの機能とできること
予約システムには、予約の受け付け機能や管理、ユーザーへのリマインド送信機能などが搭載されています。また、決済をサポートしているシステムも多いです。
製品によってはマーケティングやデータ分析の支援機能も搭載されているので、自社にあったものを見つけてみてください。
ユーザーの予約を受け付ける機能
予約システムには、ユーザーからの予約を受け付ける機能が搭載されています。
業種にもよりますが、これまでの予約は主に電話で行うことが一般的でした。予約システムを導入すると、Webフォーム上から簡単に予約を受け付けられるようになります。24時間体制で予約を受け付けられますし、空き時間が一目でわかるため、ユーザーにとっても使いやすいです。
製品によっては、次のような予約管理も実現できます。
- 前回来店時の情報を自動入力する
- 予約時のリクエスト入力する
- 多言語対応
例えば美容院やクリニックでは、前回来店時の情報を自動で入力できると便利です。飲食店では予約時のリクエスト入力機能があると、アレルギーやサプライズの希望などを受け付けることができます。
ユーザーの予約を管理する機能
予約管理機能も、予約システムの主要な機能の一つです。
以下のように、予約を一元的に管理できます。
- 予約を一覧で表示する
- 予約したユーザーの情報を表示する
- 予約をキャンセルする
- 予約内容を変更する
例えば予約の一覧表示機能は、現場にとって非常に便利です。飲食店であれば予約状況に合わせて席を用意できますし、美容院やクリニックではスタッフのシフト決めに役立てることができます。
また、予約システムでは前回の要望やプランなどを確認することができます。例えば美容院では、「前回の髪型と同じにしてほしい」といったリクエストにも対応可能です。
ユーザーに予約のリマインドをする機能
予約システムには、ユーザーへ予約内容をリマインドする機能もあります。
例えば予約前日にリマインドメールを送る、LINEでプッシュメッセージを送る、といった使い方ができます。これによって、無断キャンセルの防止につながるでしょう。
実際、GMO社の予約システムである「Dentry」を導入したある歯科医院では、予約システムのリマインドメールを活用した結果、無断キャンセル率が15%から6%まで低下したそうです。
システム上で決済をする機能
システム上で決済できる予約システムも存在します。
詳細は製品によって異なりますが、例えば以下の支払い方法に対応していることが多いです。
- クレジットカード
- デビットカード
- QRコード
- そのほかの電子マネー
さまざまな支払い手段に一括で対応できるため、見込み客の増加が期待できます。加えて、ユーザーは事前に支払いを済ませることができるため、レジの待ち時間の短縮にもつながるでしょう。
とはいえ、予約システム上での決済には一定の手数料がかかる点には注意が必要です。およその目安として、決済金額の3~5%程度が一般的です。
予約経路の計測や予約ユーザーの分析をするマーケティング機能
予約システムの中には、データ分析機能を搭載しているものもあります。次のような機能を備えたものが多いです。
- 予約経路を分析する
- 顧客属性を分析する
- 人気時間帯やサービスを分析する
- リピート率やキャンセル率を測定する
特に予約経路分析では、ユーザーがどのような手段で店舗を知ったのかを分析することができます。「SNS経由での予約が多い」「Webサイトからの自然流入が多い」といった情報がわかれば、店舗の広告戦略やマーケティング戦略を決める際に役立ちます。
予約システムを導入するメリット
飲食店や小売店、塾やクリニックなど、数多くの施設で活用されている予約システム。
これだけ利用されている理由は、予約管理のコスト削減や把握ミスの削減といった数多くのメリットがあるからです。
予約システムを導入すると、予約管理が大幅に効率化します。予約管理に追われていた施設では、業務負荷の軽減が期待できます。加えて、集金トラブルの防止やマーケティングの強化などもメリットです。
電話・メールなど手動での予約受付にかかっていたコストを削減できる
予約システムを導入すると、人件費や通信費などの運営コストを大幅に削減できます。従来の電話やメールでの予約受付は、スタッフがその都度対応する必要がありました。また、メール予約ではユーザーが必要な情報を書き忘れることも多いため、ユーザーにメールを送り直してもらうことも多いでしょう。
予約システムでは、こうした手間が一切かかりません。「電話対応でスタッフが厨房を離れてしまう」「始業前のメールチェックに時間を取られてしまう」といった悩みがなくなります。
予約を一元管理することで予約の把握漏れがない
予約システムではすべての予約情報を一元管理できるため、予約のミスが起こりません。
手動で予約を管理していると、どうしても電話での聞き取りやスタッフ間での情報共有でミスが生じてしまうものです。飲食店では、忙しい時間帯にかかってきた電話に対応できず、予約を取りこぼしてしまうケースもあるかもしれません。
予約システムを利用すると、こうしたミスを防止できます。24時間いつでも予約を受け付けることができるため、「せっかく入るはずだった予約が入らなかった」といった機会損失も起こりません。
先にユーザーに決済してもらうことで集金トラブルを減らせる
予約システムを決済機能と連携させると、集金トラブルも減少します。
よくある決済トラブルの一つが、キャンセル料の未払いです。特に飲食業やホテルではキャンセル料を設けることが一般的ですが、後払いだとこれらを回収できないこともあるでしょう。
予約システムでは事前に決済できるため、集金トラブルが発生しづらくなります。キャンセル料を無視されるリスクがありませんし、キャンセル率そのものの低下にもつながります。
顧客リストを効率よくマーケティングに生かせる
予約システムのメリットとして、予約システム上に蓄積される顧客リストをマーケティングに活用できる点も挙げられます。
電話やメールで予約を受け付けると、誰がいつどの頻度で来店しているのかを正確に把握することは難しいです。一方、予約システムでは顧客情報が自動で蓄積されるため、データに基づいたマーケティングを実現できます。
例えば以下のような施策が可能です。
顧客情報 | 活用例 |
---|---|
予約日時 | 最後の来店から3ヶ月経過したときにメール送信 |
予約内容 | 前回のメニューや商品に合わせた広告の配信 |
属性 | 年齢層や性別に合わせたキャンペーンメールの配信 |
予約経路 | 集客効果の高い媒体での宣伝に注力 |
マーケティング機能の充実度は製品によって差が出やすいポイントなので、マーケティングを重視する場合は入念に比較してみてください。
予約システムを導入する際の注意点・コスト
予約システムを導入する際には、必ず知っておいていただきたい注意点があります。
まず、一口に予約システムといっても、実際の製品にはさまざまなものがあるため、自社にあったものを選ばなければ導入が失敗しかねません。また、システムをうまく運用できないと、かえってキャンセル率が上がってしまう可能性もあります。
あらかじめこれらの注意点を把握して、デメリットを最小限に抑えましょう。
業種別・目的別に様々な予約システムがあるので自社に合ったものを選ぶ必要がある
予約システムは業種や目的によって機能が大きく異なるため、自社に最適なシステムを慎重に選んでください。
第一に、店舗の種類や業種によって必要な機能は変わります。例えば飲食店であれば、メニューや来店人数の選択機能は必須です。クリニックや美容院であれば、ユーザーごとの利用履歴を管理する必要があります。
自社にあったものを選択するためには、以下の2つを意識しましょう。
- 業種特化型のシステムを選定する
- 無料プランからスタートする
業種特化型のシステムであれば、自社に必要な機能と大きくずれることはないでしょう。ただし、業種によっては選択肢が限られてしまうため、場合によっては汎用型の予約システムも検討する必要があります。
また、多くの予約システムでは無料プランを用意しています。予約システムを本格導入する前に、ぜひ無料プランで使い心地を確かめてみてください。
キャンセル率が上がったり無断キャンセルが増えたりする可能性がある
予約システムの運用方法によっては、かえってキャンセル率が上がる可能性もあります。
オンライン上での予約は、電話予約と比べると「無断でキャンセルしてもいいかな」と考えられやすい傾向があります。予約したこと自体を忘れてしまう顧客もいるでしょう。
対策としては、メールやSNSでのリマインドが有効です。例えばクリニックや美容院などを利用する際に、「リマインドメールで予約したことを思い出した」という経験がある方も多いのではないでしょうか。来店前日などのリマインドがあれば、「予約したことを忘れる」といったトラブルを防げます。
このほか、事前決済やポイント還元などもおすすめです。事前決済があれば確実にキャンセル料を回収できますし、来店時のポイント還元も無断キャンセルの抑止につながります。
電話での予約受付は手動で予約システムに入力する必要がある
予約システムを導入しても、電話予約には手動で対応する必要があります。
特に高齢者の顧客が多い店舗では、システムの導入後も電話予約が続くでしょう。システムからの予約と電話による予約が並行すると、かえって業務が煩雑になりかねません。
対策としては、「電話予約は、対応したスタッフがその場でシステムへ入力する」といったルールを徹底することが挙げられます。美容院やクリニックでは、電話予約とシステム予約で利用枠を分けることもおすすめです。
また、最近では電話予約をそもそも受け付けておらず、システム上からの予約に一本化している店舗も少なくありません。客層にもよりますが、思い切って電話予約を廃止することも有効な対策の一つです。
予約システムを比較する際のポイント
初期費用やランニングコストだけでシステムを比較すると、予約システムの導入は失敗します。
予約システムを比較する際は、自社の規模や業種に合ったシステムを選ぶことが大切です。また、決済機能や他システムとの連携ポイントも比較する必要があります。コストだけにとらわれず、システムの機能面も含めて幅広く検討しましょう。
予約可能件数が自社の規模に合っているか
予約システムを選ぶ際は、予約可能件数が自社の規模に合っているかを確認してください。
予約可能件数が少なすぎると繁忙期に対応できませんし、多すぎるとコストが無駄になってしまいます。過去の予約件数などを参考にしながら、自社の規模にあったシステムを選びましょう。季節変動などを見越して、最低でも過去の最大予約件数の1.5倍程度の余裕を持たせておくことがおすすめです。
なお、予約システムの料金体系は主に以下の3通りがあります。
料金体系 | 例 |
---|---|
予約可能件数に応じた複数プラン | RESERVA、SELECT TYPE、Smart Hello |
予約件数に応じた従量課金 | ChoiceRESERVE(一定数までは定額) |
店舗ごとの課金 | 予約onライン、リピッテ |
予約数が時期によって変動する場合は従量課金、店舗数が少ない場合は店舗ごとの課金など、自社にあった料金体系のシステムを選んでください。
予約システムの機能が自社の業種に合っているか
予約システムには、業種ごとに特化した機能が必要です。業種に合ったシステムを導入しなければ、かえって運用の負担が増加しかねません。
業種特有の主な機能をまとめました。
飲食店 |
|
---|---|
クリニック・医療機関 |
|
美容院 |
|
業種特化型のシステムは、上記の要件に対応していることがほとんどです。また、例えば飲食店向けのシステムでは「予約時に料理の写真が大きく表示される」など、業種ごとの特性を考慮したUIになっていることもあります。
反対に、汎用型のシステムが各業種の細かな要件に対応できるかは場合によりけりです。汎用型のシステムを導入するのであれば、自社と同じ業種での導入実績が豊富なシステムを選ぶことをおすすめします。
予約リマインドのメールをユーザーに送信できるか
無断キャンセルを防ぐためには、予約のリマインドが効果的です。予約システムを比較する際には、リマインド機能も比較しましょう。
多くの製品には何らかのリマインド機能がありますが、下記の点には差があります。
- LINEなどのSNSでも送信できるか
- 送信するタイミングを自由に設定できるか
- メッセージ内容を自由にカスタマイズできるか
例えば若年層の利用が多い店舗では、メールよりもLINEやInstagramといったSNSでリマインドする方が開封率は高いでしょう。送信するタイミングも、来店前日や来店終了後などの自由なタイミングで送信できた方が便利です。
カレンダーの見やすさなどUIが良いか
予約システムのUIは重要です。店舗スタッフにとって使いやすいUIであることはもちろん、ユーザー側にとっても使いやすい予約システムを選ぶ必要があります。
ユーザー側と店舗スタッフ側のそれぞれで、次の点からUIを確認しましょう。
【ユーザー側】
- スマートフォンやタブレットでも操作しやすいか
- 空き状況が一目で把握できるか
- ボタンのデザインは見やすいか
【店舗スタッフ側】
- 予約状況の絞り込みや検索機能はあるか
- 予約変更やキャンセルの手順は簡単か
店舗スタッフの操作画面を確認するだけでなく、ユーザーの立場からも予約をシミュレーションしてみることが大切です。
決済機能がついているか
予約システムを選ぶ際に確認すべき点として、決済機能の有無も挙げられます。
決済に対応している予約システムであれば、前払いやポイント付与などができるようになり、キャンセル対策に有効です。レジの混雑緩和にもつながるでしょう。
決済機能に対応しているシステムとしては、以下が挙げられます。
- Square
- STORES予約
- SelectType
- RESERVA
- ChoiceRESERVE
Squareは、さまざまな決済手段に対応しています。クレジットカードやQRコード、Apple PayやGoogle Pay決済にも対応しているため、多彩な決済手段に対応したい場合はおすすめです。STORES予約やSelectTypeも、複数の支払い手段に対応しています。RESERVAとChoiceRESERVEは、2025年の記事執筆時点ではクレジットカードのみの対応です。
他アプリ・サイトとの連携性は高いか
予約管理システムを比較する際は、他のアプリやサイトとの連携可否も考慮しましょう。
例えば、次のようなアプリと連携できれば便利です。
- SNS(LINE、Instagram、X、Facebook)
- 業務システム(CRMや会計ソフト)
- マーケティングツール(Googleアナリティクスなど)
例えばLINEやXなどのSNSと連携すると、予約リマインドなどを簡単に送信できます。FacebookやInstagramでは、各SNSのタイムライン上で予約ボタンを表示するこも可能です。
このほか、Googleアナリティクスなどのマーケティングツールと連携できる製品もあります。チェーン店などで大規模に導入する場合には、こうした業務システムとの連携可否も確認しておいてください。
おすすめの予約システム10選の人気ランキング
Airリザーブ
引用:Airリザーブ公式サイト
運営会社 | 株式会社リクルート |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | フリー:0円 ベーシック:5,500円/月 スタンダード:11,000円/月 ※価格はすべて税込 |
料金(大企業向け) | プレミアム:要問い合わせ |
Airリザーブは、24時間365日ネット予約を受け付けられる予約管理システムです。
ネット・電話・窓口の予約を一元管理できるため、予約の取りこぼしを防ぎ、業務の効率化につながります。
また、「自由受付タイプ」と「事前設定タイプ」の2種類の受付方式に対応しており、幅広い業種で柔軟に運用できます。
クレジットカードによるオンライン決済(手数料3.24%)にも対応しており、無断キャンセルの抑止にもつながります。
【Airリザーブの特徴】
- シンプルで使いやすい画面表示
- 低コストで運用可能
- Airレジ/Airペイ/Airウェイトなど他Airサービスと連携可能
ChoiceRESERVE
運営会社 | 株式会社リザーブリンク |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | Aコース(〜月300件):月額22,000円 Bコース(〜2,000件):月額44,000円 Cコース(〜5,000件):月額88,000円 Dコース(〜10,000件):月額176,000円 ※別途初期費用33,000円 ※価格はすべて税込 |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
ChoiceRESERVEは、4,000社以上の導入実績を誇り、スクールや会議室、イベント、時間予約など、200以上の業種・用途で活用されています。
業種に応じた多様な予約形式に対応しており、複数の店舗・拠点・スタッフを権限ごとに分けて柔軟に運用できるのも特徴です。
また、APIを通じて外部システムとの連携も可能で、業務全体の効率化をサポートします。
【ChoiceRESERVEの特徴】
- Google Analytics連携、CSV出力による予約分析が可能
- 予約確認・リマインド・変更・キャンセル時に自動でメール送信
- 他業種・多用途での導入実績あり
STORES 予約
運営会社 | STORES株式会社 |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | フリー:0円 チーム:9,790円 スモール:19,690円 ビジネス:28,600円 ※価格はすべて税込 |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
STORES 予約では、予約の受付から決済、顧客管理までを一元的に管理できます。POSレジやオンライン決済と連携することで、業務の効率化を図れます。
また、LINEとの連携により、予約受付や完了通知、リマインドの送信もLINE上で完結可能です。ユーザーは予約時にスタッフやメニューの選択ができるため、より柔軟な対応が可能になります。
さらに、複数店舗を運営している場合でも、1つの管理者アカウントからすべての店舗の予約状況をまとめて管理できるため、店舗ごとの運用負荷を軽減できます。
【STORES 予約の特徴】
- 予約・決済まで一元管理
- 予約受付・完了通知・リマインドがSNSでできる
- スタッフ指名やオプションの選択も可能
SelectType
運営会社 | 株式会社セレクトタイプ |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | フリー:0円 ベーシック:1,500円 プロフェッショナル:3,000円 プレミアム:10,000円 ※価格はすべて税抜 |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
SelectTypeでは、170種類以上のテンプレートが用意されており、業種や目的に応じた予約フォームを美しくかんたんに作成できます。
さらに、予約フォームだけでなく、メールフォームやアンケート、診断テストなどさまざまなフォームの作成にも対応しています。
予約が満席になった際のキャンセル待ち受付機能もあり、機会損失を防ぐことが可能です。
また、スマートフォン表示にも最適化されており、WordPressへの埋め込みや細かなデザイン調整にも対応しているため、自社サイトとの統一感を保ちながら導入できます。
【SelectTypeの特徴】
- 170種類以上の豊富なテンプレート
- SEO設定可能
- 顧客管理・会員システムあり
RESERVA
引用:RESERVA公式サイト
運営会社 | 株式会社コントロールテクノロジー |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | フリー:0円 シルバー:6,600円 ゴールド:13,200円 |
料金(大企業向け) | エンタープライズ:23,100円 スイート:46,200円 |
RESERVAは、30万社以上の導入実績を誇る予約システムです。
最短3分で予約サイトを開設できる手軽さに加え、スマートロックやZoomを活用したオンラインレッスンなど、豊富な外部サービスとの連携にも対応しています。
クレジットカード決済はもちろん、会費・回数券・継続課金など、さまざまな決済方法を柔軟に設定できるのも特徴です。
また、350業種以上に対応しており、幅広い業態で活用されています。
【RESERVAの特徴】
- 350業種以上に対応
- ZoomやLINEとの連携が可能
- クーポン発行やDM配信も可能
Square
引用:Square公式サイト
運営会社 | Block, Inc. |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | 初期費用・月額料金:0円〜 |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
Squareは、アメリカ、カナダ、日本、イギリスなど複数の国で展開されており、全世界で400万以上の事業者に利用されているグローバルな決済サービスです。
カード決済手数料は対面で2.5%〜、オンラインでは3.3%〜と、業界でも最安水準の手数料を実現しています。
売上は最短で翌営業日に振り込まれるため、資金繰りの面でも安心です。
また、POSレジアプリは無料で提供されており、在庫管理や顧客管理などの機能を追加費用なしで利用できます。
【Squareの特徴】
- 複数の決済方式に対応
- 無料でお試し利用できる
- 決済手数料が2.5%〜と安い
リザービア
引用:リザービア公式サイト
運営会社 | 株式会社リザービア |
---|---|
料金形態 | 要問い合わせ |
料金(中小企業向け) | 要問い合わせ |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
リザービアは、美容サロンや治療院などでの導入実績が豊富で、業界に特化した機能を多数備えた予約システムです。
スタッフ指名やクーポン、顧客カルテの管理など、美容業に特化した細やかな対応が可能です。予約フォームは最短20秒で操作できる設計となっており、ユーザーにとっても使いやすさが魅力です。
また、導入から運用までを専任担当がサポートしてくれる充実のフォロー体制も整っており、初めての導入でも安心です。さらに、サロン専用の予約アプリ「サロンカード」では、予約の利便性向上に加えて、口コミ投稿の促進や再来店を促す販促機能も備えています。
【リザービアの特徴】
- サロン専用予約アプリ「サロンカード」との連携
- シンプルで使いやすいので4ステップで予約完了
- キャンセル待ち機能あり
トレタ予約台帳
引用:トレタ予約台帳公式サイト
運営会社 | 株式会社トレタ |
---|---|
料金形態 | 要問い合わせ |
料金(中小企業向け) | 要問い合わせ |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
トレタ予約台帳は、飲食店業界に特化した予約・顧客管理システムです。
電話連携や自動配席機能により、来店予約の受付をスムーズかつ効率的に行えます。また、20社以上のグルメサイトと連携しており、各サイトからの予約情報を自動で一元管理できるのが大きな強みです。
さらに、10社以上のPOSレジと連携しており、会計情報や顧客情報を統合して活用できるため、業務全体の効率化と顧客対応の質の向上につながります。
【トレタ予約台帳の特徴】
- 19,000店舗以上に選ばれる実績
- 電話とWeb予約を一画面で管理可能
- 99%の高い稼働率で安定したシステム運用
RE:RE
引用:RE:RE公式サイト
運営会社 | 株式会社REシステムズ |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | 初期費用5万円+月額9,800円 ※価格は税抜 |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
RE:REは、24時間いつでもLINEから予約を受け付けられるシステムで、店舗の営業時間外でも顧客対応が可能です。
顧客の来店履歴や施術内容、写真などの情報は自動で保存され、スタッフ間でスムーズに共有できます。また、LINE上で店販商品の閲覧・購入・在庫管理ができるため、販売促進にもつながります。
さらに、ホットペッパービューティなどの外部予約サイトと自動連携することで、予約情報を一元管理でき、予約管理業務の手間を大幅に軽減できます。
【RE:REの特徴】
- 予約をLINEで自動化
- LINE公式アカウントからSNSやWEBサイトへ誘導が簡単
- リッチメニュー制作代行など運用支援あり
リピッテ
引用:リピッテ公式サイト
運営会社 | 株式会社コネクター・ジャパン |
---|---|
料金形態 | 月額定額制 |
料金(中小企業向け) | 個人利用:初期費用9,800円+月額2,000円〜 店舗利用:初期費用9,800円+月額8,000円〜 ※価格はすべて税抜 |
料金(大企業向け) | 要問い合わせ |
リピッテは、ヘアサロン・エステサロン・ペットサロン・クリニック・ジムなど、多様な業種に特化したLINE予約システムです。
LINE公式アカウントの一斉配信機能を活用することで、キャンペーン情報やお知らせを効率よく届け、来店促進につなげることができます。
また、RemoteLOCKなどのスマートロックと連携することで、無人店舗でも自動で入室管理が可能です。
さらに、Zoomとの連携機能により、オンラインレッスンやカウンセリングのURLを自動で発行できるため、非対面型のサービス展開にも対応しています。
【リピッテの特徴】
- 月額2,000円〜利用できて低コスト
- 14,000社以上の導入実績
- 最大1ヶ月間の無料トライアルあり
予約システム導入検討時によくある質問
予約システムの導入時には、多くの疑問が浮かぶでしょう。「無料で使えるシステムはあるか?」「多言語に対応できるか?」など、確認すべき点は多岐にわたります。
ここからは、予約システムの導入時によくある質問にまとめてお答えします。
無料で使える予約システムはありますか?
無料の予約システムは複数存在しますが、予約件数や機能に制限があるケースがほとんどです。
無料で使える主な予約システムと、それぞれの主な制限をまとめました。
予約システム | おすすめの業種 | 主な制限 |
---|---|---|
RESERVA | 官公庁、公的施設、大規模な医療機関など | 月間予約数70件まで
顧客数350名まで |
Square | 宿泊施設、飲食店、小売店、クリニック、美容院など | 予約管理機能などに一部制限あり 決済手数料が別途必要 |
STORES予約 | サービス業全般、飲食店など | 月間予約数50件まで 予約ページ数は2件まで |
SelectType | サービス業全般 | 顧客数100名まで イベント数3件まで 決済手数料が別途必要 その他機能制限あり |
店舗の規模によっては無料プランでも対応できますが、店舗の規模が拡大した場合には有料プランへ切り替えることになります。無料プランの機能制限だけで比較するのではなく、有料プランへ切り替えた後のことを見越してシステムを選ぶことが大切です。
多言語に対応している予約システムはありますか?
多言語に対応している予約システムも存在します。
観光地に近い飲食店やホテルなどのインバウンド需要を見据えた施設では、多言語に対応している予約システムの導入が必須です。
人気の予約システムの多言語対応状況は次の通りです。
予約システム | 英語 | 中国語 | 韓国語 | タイ語 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
RESERVA | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ゴールドプラン以上必須 |
STORES予約 | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ | |
SelectType | ◯ | ◯ | – | – | 5か国語まで手動対応可能 プレミアムプラン必須 |
EDISON予約 | ◯ | ◯ | ◯ | – | ベーシックプラン以上必須 |
※2025年時点
上記の表からもわかる通り、英語や中国語には多くの製品が対応しています。ただし、多言語対応は上位プランでないと利用できない製品も多いため、導入時には注意してください。
予約管理システムの料金相場はどれくらいですか?
予約管理システムの費用は、プランや導入規模によって大きく異なります。
例えば予約可能件数が月に300件程度の場合、月額費用は10,000円〜30,000円程度、初期費用は0円〜3,000円程度と考えておきましょう。
参考までに、予約可能件数が月に300件前後での利用料金は次の通りです。
サービス名 | 初期費用 | 月額費用(税別) | 予約可能件数 |
---|---|---|---|
ChoiceRESERVE | 30,000円 | 20,000円 (Aコース) |
300件/月 |
STORES 予約 | なし | 22,880円 (チームプラン) |
300件/月 |
Airリザーブ | 要問い合わせ | 5,000円
(ベーシックプラン) |
無制限 |
SELECTTYPE | なし | 10,000円
(プレミアムプラン) |
250件/月 |
※年間払いの場合
ちなみに業種特化型のシステムは、汎用型の予約管理システムと比べると利用料金が高くなる傾向があります。利用料金を少しでも安く抑えたいのであれば、汎用型のシステムを導入しましょう。
予約管理システムのまとめ
予約管理システムの基本機能やメリット、比較ポイントなどを徹底解説しました。
予約管理システムは、単に予約業務を効率化してくれるだけではありません。正しく活用すれば、キャンセルの防止やマーケティングの強化といった数多くのメリットを得ることができます。
自社にぴったりな予約管理システムを選定するためには、予約可能件数や機能の豊富さ、UIや連携などを幅広く検討することが大切です。最近では無料から使える予約管理システムも多く、導入のハードルは格段に低くなりつつあります。
ぜひこの機会に、予約管理システムの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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