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作成日:2025年06月16日  更新日:2025年06月16日

【2025年最新】リモートアクセスツールのおすすめ10選|セキュリティやコストを比較して最適な製品を選択

「社内システムにリモートでアクセスしたい」

「セキュリティ面で安心できるリモートアクセスツールを導入したいが、どれがいいのかわからない」

こうしたお悩みをお持ちではありませんか?

リモートアクセスツールは便利な存在ですが、数が多いため比較が難しいです。自社に最適なものを選ぶためには、何に気をつければよいのでしょうか。

この記事では、リモートアクセスツールの種類や選び方を徹底解説したうえで、おすすめのリモートアクセスツール10選を紹介します。業務効率化をしたい方やリモートワークを推進したい担当者の方は、ぜひ最後までお読みください。

リモートアクセスツールとは?

リモートアクセスツールは、離れた場所からコンピュータを操作するためのツールです。

リモートアクセスツールを導入すれば、オフィスのデスクトップを自宅や出張先から利用できるようになります。リモートワークを推進するうえで欠かせないツールであるため、最近では導入する企業が増加中です。

社内のコンピュータを遠隔地から操作できるツール

リモートアクセスツールは、インターネットを通じて離れた場所にあるコンピュータを操作できるようにするためのツールです。

リモートアクセスツールを導入すると、例えば以下のようなことが実現できます。

  • 自宅からオフィスのパソコンにアクセスして作業する
  • オフィスのパソコンにのみ保存した重要なファイルを閲覧する
  • 社内サーバーに社外から安全にアクセスする

最近ではDXペーパーレス化の一環として、リモートアクセスツールを導入する企業も多いです。

コロナ期にリモートワークが推進されたことで導入企業が増加

リモートアクセスツールが普及したきっかけは、2020年の新型コロナウィルス流行です。

それ以前にリモートアクセスツールを利用する企業は、一部のベンチャー企業やIT企業にとどまっていました。しかし、新型コロナウィルスの流行によってリモートワークが一般化すると、自宅からオフィスのパソコンを操作する必要が生じました。そこで、リモートアクセスツールを導入し、オフィスにいるときと同じように仕事を進めようとする企業が大幅に増加したのです。

なお、2025年以降はリモートワークからオフィス出社への回帰が進んでいますが、リモートアクセスツールの人気は引き続き高まると予想されています。例えばFOURTUNE BUSINESS INSIGHTSが発表した調査によると、リモートアクセスツールの市場規模推移は次の通りです。

年度 市場規模(グローバル)
2023年 約4,245億円
2024年 約4,995億円
2032年(予想) 約1兆8420億円

多様な働き方を普及させるためにも、今後もリモートアクセスツールの人気はますます高まるでしょう。

リモートアクセスツールには主に3つの種類がある

リモートアクセスツールは、アクセス方式によって以下の3つに分類できます。

方式 特徴 おすすめの企業
リモートデスクトップ方式 普段のネットワーク環境から直接接続 ・リモート操作の利用頻度が低い場合
・中小企業
VPN方式 仮想的な専用回線を用いて接続 ・高いセキュリティ対策をしたい場合
・大企業や公的機関、研究機関
セキュアブラウザ方式 高いセキュリティ対策が施された独自のブラウザを利用 ・スマートフォンやタブレットからリモート操作したい場合
・中小〜大企業まで利用可能

それぞれの方式にメリットとデメリットがあるため、企業規模やセキュリティ要件によって最適な選択肢は異なります。導入前に、各方式の特徴を理解しておくことが大切です。

リモートデスクトップ方式

リモートデスクトップ方式は、離れた場所にあるパソコンの画面をそのまま外部の端末に表示して、操作できるようにする方式です。

オフィスのPCの画面をそのまま自宅で操作できるため、以下のようなメリットがあります。

  • 直感的で操作しやすい
  • 簡単にインストールできる
  • 追加の研修が少なくて済む

CADソフトや会計システムなど、特定の業務に特化したソフトを遠隔で操作したい場合には、普段通りの操作感を維持できるリモートデスクトップ方式がぴったりです。

リモートデスクトップ方式のデメリットとしては、以下が挙げられます。

  • 回線が遅いと操作感が悪くなる
  • 画面転送が必要なため、通信量がかさむ
  • オフィスPCの電源は常に入れておく必要がある

特に、リモート操作時には多くの通信が発生する点が最大のデメリットです。オフィス側の回線とリモート端末側の回線のどちらかが遅いだけでも、操作感は大幅に悪化します。

VPN方式

VPN方式は、インターネット上に仮想的な専用回線を作り、安全に社内ネットワークに接続する方式です。社内にいるときと同じネットワーク環境を構築できるため、社内システムや社内サーバーに安全にアクセスできます。

VPN方式のメリットは以下の通りです。

  • 社内システムや社内サーバー上のファイルへ安全にアクセスできる
  • 通信が暗号化されるため、高いセキュリティレベルを確保できる

リモートワークでも高いセキュリティレベルを維持したい場合は、VPN方式が向いています。

一方で、VPN方式のデメリットは以下の通りです。

  • 初期設定に手間がかかる
  • リモート端末側のセキュリティ管理が必要
  • 帯域制限に注意する必要がある

VPNは初期設定に手間がかかるため、大きなコストを割くことのできる大企業や公的機関でなければ導入は難しいです。また、VPNでは高いセキュリティを確保できますが、無条件に安心というわけではありません。リモート端末側での一般的なセキュリティ対策は必要ですし、最近ではVPNの脆弱性を狙ったサイバー攻撃も問題になっています。

セキュアブラウザ方式

セキュアブラウザ方式は、高いセキュリティレベルが確保された専用のブラウザを用いてリモートアクセスを実現する方式です。普段とは異なるブラウザを使うため、主にクラウド式の社内ツールを社外から安全に操作できるようになります。

セキュアブラウザ方式のメリットは、以下の通りです。

  • 設定が最小限で済むため、簡単に導入できる
  • アクセスするURLや利用するツールを制限できる
  • スクリーンショットやデータのコピーアンドペーストを制限できる

多くのセキュアブラウザ方式のツールは、専用のブラウザをインストールするだけで使い始めることができます。また、社員がアクセスできるURLなどを細かく設定できるため、通常よりも高いセキュリティレベルを担保しやすいです。

一方で、以下のようなデメリットがあります。

  • ユーザーが専用ブラウザの操作に慣れる必要がある
  • 複雑な操作にはあまり向いていない

セキュアブラウザ方式では、Google ChromeやSafariといった一般的なブラウザではない環境で作業する必要があります。そのため、操作に慣れるまでに時間がかかったり、リモート環境でできることが限定的だったりするケースが多いです。

なおセキュアブラウザ方式は、いわゆる「BYOD」の環境と相性が良いです。BYODとは、社員が個人で所有しているスマホやパソコンを用いて行うリモートワークを指します。セキュアブラウザ方式では、画面のスクリーンショットやコピーアンドペーストなどを制限できるため、BYODで問題になりがちな情報流出のリスクを抑えることが可能です。

リモートアクセスツールの主な機能と選び方

リモートアクセスツールの最も基本的な機能は、リモートで社内システムにアクセスすることです。リモートワークを推進する上では、必須のツールといってもよいでしょう。

また、多くのリモートアクセスツールは、アクセス制限やログ監視などのセキュリティに関する機能も備えています。これまでセキュリティの都合でリモートワークの導入を見送ってきた企業も、リモートアクセスツールを適切に導入すれば、安全なリモートワークを実現できる可能性が高いです。

離れた場所にあるコンピュータに接続して遠隔操作ができる

リモートアクセスツールの基本機能は、物理的に離れた場所にあるパソコンを操作できることです。例えば、以下のような使い方ができます。

  • 自宅から社内サーバー上のファイルを操作する
  • 自宅からオフィスPC上のソフトを使って作業する
  • 出張先から、社内サーバー上の営業資料にアクセスする

なお、具体的な操作方法はツールの方式によって異なります。例えばリモートデスクトップ方式では遠隔のPC画面をそのまま手元の端末に表示して操作できますし、VPN方式では手元の端末にインストールされているソフトやブラウザを用いて社内ネットワーク上の操作を行います。

離れた場所のコンピュータ間でファイルの送受信ができる

リモートアクセスツールでは、離れた場所にあるパソコン間でファイルを送受信できます。

オフィスと自宅のパソコン間でドラッグアンドドロップするだけで簡単にファイルを移動できるため、わざわざメールに添付したりクラウドストレージにアップロードしたりする手間がありません。転送中のファイルは暗号化されるため、機密情報も安全に管理できます。

ただし、数GBに及ぶような大容量のファイルのやり取りにはあまり向いていません。ファイル転送に特化したソフトと比べると使い勝手はよくないので、あくまでも簡単な文書ファイルや軽めの画像の転送に使える機能だと考えておきましょう。

コンピュータを遠隔操作できるユーザーを制限できる

リモートアクセスツールでは、アクセスできるユーザーを細かく設定できます。

例えば、以下のようなアクセス制限をかけることが可能です。

  • IPアドレスによる制限
  • 部署・チームごとの制限
  • アカウントによる個別の制限
  • 時間帯による制限

なお、制限をどこまで細かく設定できるかは、ツールによって差が大きいです。例えば、「IPアドレスによる制限はかけられるが、時間帯による制限はできない」といったツールも存在します。複雑なアクセス制限が必要な場合は、アクセス制限の自由度を重視してツールを選びましょう。

遠隔操作をするユーザーの権限を設定できる

リモートアクセスツールには、単なる接続の可否だけでなく、ユーザーごとに細かく操作権限を設定できる機能が備わっています。各社員の役割に応じた個別の操作権限を設定できるため、意図しないファイル削除や設定変更などを防ぐことが可能です。

具体的には、以下のような活用方法があります。

  • 一般社員には閲覧のみ許可、管理職にのみファイル編集・削除権限を付与
  • ソフトウェアのインストール時に管理職の許可を必須にする

また、サイト単位でアクセス権限を設定することも可能です。サイトへのアクセス制御は、以下の2通りがあります。

ホワイトリスト方式 特定のサイトにのみアクセスできるようにする
ブラックリスト方式 特定のサイトにはアクセスできないようにする

これらもサポートしているツールとそうでないツールがあるため、利用したい場合は導入時に機能の有無をよく確認しておきましょう。

遠隔操作をするユーザーのログを監視できる

リモートアクセスツールを用いると、ユーザーの操作ログを詳細に監視することもできます。誰がいつどのような操作を行ったかを追跡できるため、不正アクセスの検出やコンプライアンスの強化に効果的です。

ログには、以下のような項目が残ります。

項目 内容
アクセス日時 接続開始・終了時の時刻
ユーザーの情報 接続元のIPアドレス、デバイスの情報
操作内容 実行された操作の内容やコマンド
ファイル操作履歴 開いたファイルの名前、編集内容、コピーや削除の記録

これらのログの内容は、管理者が一括で確認することができます。

ちなみに、ログの解析機能はリモートアクセスツールによって差が出やすいポイントです。ユーザーや操作内容ごとに絞り込んで細かく分析できるものもあれば、単にログをCSVで保存する機能しか備えていないものもあります。

リモートアクセスツールを比較する際にみるべきポイント

ひとくちにリモートアクセスツールといっても、その機能や使い勝手はツールによって千差万別です。企業規模やセキュリティ要件によって、自社に最適なツールは大きく異なります。

自社にぴったりなツールを選択するために意識しておくべき観点は、大きく次の2つです。

セキュリティの充実度 セキュリティレベルや認証方式、ログや権限管理機能
コスト 初期費用と月額費用

まずはセキュリティ面で大まかにツールを絞り込み、その後で予算と相談しながら選定を進めていくとスムーズです。

セキュリティレベル

リモートアクセスツールを選ぶ際に最も重視すべき点は、セキュリティレベルです。社内システムへの遠隔接続は便利ですが、不正アクセスのリスクも高まるため、しっかりとした対策がとれるツールを選びましょう。

特に意識しておくべき点は、通信プロトコルです。通信プロトコルとは、データをやり取りするための手順を定めた方法のようなもので、対応している通信プロトコルによってリモートアクセスツールのセキュリティレベルが変わります。

代表底なプロトコルは、以下の3種類です。

プロトコル 特徴 セキュリティレベル
PPTP 設定が簡単だが、仕様がやや古い
IPsec セキュリティが高く、多くの企業に向いている
SSL Webブラウザでも使用されるプロトコル 中〜高

PPTP方式は現在セキュリティの脆弱性が指摘されているため、導入する企業は多くありません。リモートアクセスツールを選ぶ際は、SSL方式やIPsec方式での通信に対応したものを選ぶことがおすすめです。IPsecはSSLよりもセキュリティが高いですが、柔軟性や利便性はSSLに劣ります。

また、以下の機能が搭載されているかどうかも検討材料の一つです。

  • 多要素認証……ワンタイムパスワードや生体認証などを組み合わせて認証する
  • セッションタイムアウト……一定時間操作がない場合に自動的に接続を切断する
  • IP制限……特定のIPアドレスからのみアクセスを許可する

これらの機能が搭載されているツールは、高いセキュリティレベルを担保できます。特に金融機関や公的機関など、厳格な情報管理が求められる組織では、こうした機能が充実しているツールを選ぶことがおすすめです。

ユーザーのログ記録機能

コンプライアンスを強化するためには、ログの記録機能が重要です。ログの記録機能が充実しているツールを用いれば、不審な操作やトラブルを発見しやすくなります。

ログ記録機能を比べるときは、以下の点を見ておきましょう。

  • ログの項目数や記録項目
  • ログの保存期間と容量
  • ログの出力や解析機能
  • ログのリアルタイム監視や警告機能

なお、ログは法的証拠にもなりうる重要な情報であるため、厳しい規制がある業界では特に念入りにチェックしましょう。例えば医療業界では、厚生労働省が発表している「医療機関におけるサイバーセキュリティ対策チェックリスト」の中で、「アクセスログを管理している。」というチェック項目が設けてられています。

国のガイドラインなどでこのような方針が示されている場合は、ログの管理機能が充実したリモートアクセスツールを選定することがおすすめです。

ユーザーの権限管理機能

リモートアクセス環境のセキュリティを確保するためには、細かな権限管理機能も必要不可欠です。充実した権限管理機能を持つツールを使えば、ユーザーごとやグループごとに異なるアクセス権限を設定できます。

権限管理機能を評価する際には、以下のような観点から、どの程度細かくアクセス権限を設定できるかを確認しておきましょう。

  • 部門やプロジェクトごとにまとめて権限グループを作れるか
  • ファイルの編集権限や削除権限を個別に設定できるか

なお、大規模な組織では外部と連携しながらアクセス制御できるツールを選ぶことがおすすめです。例えば「moconavi」は、サイボウズのkintoneやSalesforceと連携して、人事情報を自動的に権限設定に反映できます。

利用人数が多いと権限の管理も煩雑になりがちなので、使い心地や外部ツールとの連携可否をよく確認しておいてください。

認証方式

リモートアクセスツールの安全性を左右する要素の一つが、認証方式です。不正アクセスを防止するためには、多彩な認証方式に対応したシステムを選ぶことが欠かせません。

一般的なリモートアクセスツールでは、以下のような認証方式に対応しています。

認証方式 セキュリティ
レベル
利便性 特徴
パスワード 低〜中 最も基本的だが単体では脆弱
ワンタイム
パスワード
中〜高 一度限りのコードで認証
生体認証 指紋や顔認証などを利用
電子証明書 デバイス固有の証明書で認証
SSO
(シングルサインオン)
中〜高 既存の認証システムとの統合

なお、ほとんどのリモートアクセスツールでは、これらの認証方式を組み合わせた多要素認証をサポートしています。

多くの認証方式に対応しているシステムを選ぶとセキュリティが高くなりますが、生体認証や電子証明書などは実務で必要ないケースも多いです。自社に必要なセキュリティのレベルと利便性のバランスを考慮することを忘れないようにしましょう。

初期費用や月額費用などのコスト面

リモートアクセスツールの導入を検討する際には、コスト面も重要な判断材料となります。リモートアクセスツールに必要なコストは、主に「初期費用」と「ランニングコスト」の2つです。

初期費用に関しては、以下が相場の目安となります。

方式 初期費用の相場目安
(1台あたり)
リモートデスクトップ方式 0円〜10,000円
VPN方式 0円〜4,000円
セキュアブラウザ方式 0円〜15,000円

Chromeリモートデスクトップのように、初期費用無料で利用できるものも少なくありません。また、1台ごとではなく1拠点ごとに課金する料金体系のツールもあります。

ランニングコストのおおまかな相場は、以下の通りです。

方式 ランニングコストの相場目安
(1台あたり)
リモートデスクトップ方式 0円〜2,000円 / 月
VPN方式 1,000円〜4,000円 / 月
セキュアブラウザ方式 300円〜1,000円 / 月

こちらも、複数人でまとめて課金する体系のツールがあります。例えばTeamViewerは、30名で月額21,000円(1台あたり700円)という料金体系です。また、VPN方式はランニングコストの振れ幅が大きく、大規模な利用であれば月々100万円以上の料金が発生するケースもあります。

おすすめのリモートアクセスツール10選の人気ランキング

TeamViewer

引用:TeamViewer公式サイト

運営会社 TeamViewer Germany GmbH
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 7,475円/月(15名のユーザー)
料金(大企業向け) 要問い合わせ

TeamViewerは、さまざまなプラットフォームに対応したリモートアクセス・サポートツールです。

WindowsやMac、Linuxだけでなく、iOSやAndroidといったモバイル端末にも対応しており、どんな環境でもスムーズに利用できます。

セキュリティ面も充実しており、エンドツーエンド暗号化(AES 256・RSA 4096)や2要素認証、アクセス制限など、安心して使える仕組みが整っています。

また、Microsoft TeamsやCRM、RMMなど、他の業務ツールと連携できるのも特徴のひとつです。

【TeamViewerの特徴】

  • 個人向け〜大企業向けのプランが揃っている
  • 高水準のセキュリティ機能を搭載している
  • 高速転送・高画質でリモートアクセスができる

Chrome リモート デスクトップ

引用:Chrome リモート デスクトップ公式サイト

運営会社 Google
料金形態 無料
料金(中小企業向け) 無料
料金(大企業向け) 無料

Chrome リモート デスクトップは、シンプルでありながら高い実用性を持つ完全無料のリモート操作ツールです。

Chromeの拡張機能なので、Google Chromeが使える端末であれば、パソコンだけではなくタブレットやスマホでも利用できます。

また、別のパソコンやスマホなどから、自身のパソコンやファイルに簡単にアクセスが可能です。

【Chrome リモート デスクトップの特徴】

  • 完全無料で使える
  • セットアップも簡単ですぐに利用開始できる
  • さまざまな端末やOSで利用できる

CACHATTO

引用:CACHATTO公式サイト

運営会社 e-Janネットワークス株式会社
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 同時接続利用料1,500円(税抜)/月+ユーザー登録料200円(税抜)/月(10ユーザーの場合)
料金(大企業向け) 要問い合わせ

CACHATTOは、マルチデバイス対応・高いセキュリティ性・運用のしやすさを備えたリモートアクセスプラットフォームです。

クラウド型とパッケージ型の両方に対応しているため、自社の環境やニーズに合わせた柔軟な導入が可能です。

在宅勤務や出社との併用によるハイブリッドワークはもちろん、急なテレワーク対応やBCP対策にも幅広く活用できます。

また、Splashtopとの連携により、画像処理やCADといった高負荷な業務にも対応できる高性能なリモートデスクトップ機能を備えている点も大きな特徴です。

【CACHATTOの特徴】

  • 12年連続で国内シェアNo.1、1,700社・80万ユーザー以上の高い信頼性
  • 導入時のセキュリティ設定変更がほとんど不要
  • クラウド版ならサーバー保守も不要

MagicCinnect

引用:MagicCinnect公式サイト

運営会社 NTTテクノクロス株式会社
料金形態 初期費用+年額費
料金(中小企業向け) USBキー型:初期15,000円+年額18,000円
アプリ型:初期10,000円+年額18,000円
アプリ型ライト:初期5,000円+年額12,000円
※価格はすべて税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

MagicConnectは、USBキーや専用アプリなど、複数の接続方法から選べるリモートアクセスツールです。

高いセキュリティ設計に加えて、マルチデバイスや複数モニターにも対応しており、在宅勤務や出張先など、さまざまな業務スタイルに活用できます。

国内企業によるサポート体制も充実しており、導入後も安心して使い続けられる点も魅力です。

なかでもUSBタイプは、専用キーをパソコンに挿すだけですぐに利用を開始できる手軽さがあり、自宅などの社外環境からでも、安全に社内パソコンへアクセスして業務を行えます。

【MagicCinnectの特徴】

  • 20,000社以上の累計導入実績あり
  • USBタイプはキー挿すだけで利用できる
  • 社外から安全にオフィスのパソコンにアクセスできる

RemoteView

引用:RemoteView公式サイト

運営会社 RSUPPORT株式会社
料金形態 従量課金
料金(中小企業向け) RemoteView:1,100円/月(年額12,000円)
RemoteView Pro/ Premium:要問い合わせ
RemoteWOL:36,000円
RemoteViewBOX:148,000円
※価格はすべて税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

RemoteViewは、インストール不要で手軽に利用でき、さまざまなOSに対応したリモートアクセスツールです。

最大4台までのマルチモニター環境にも対応しており、広い作業領域でも快適にリモート操作が可能です。

セキュリティ面では、遠隔からの画面ロックやキーボード・マウス操作の制御ができ、のぞき見や不正な操作を防ぐ対策が整っています。

さらに、操作状況を録画・再生できる機能も備えており、ユーザーサポートや監査対応にも活用できます。

【RemoteViewの特徴】

  • インストール不要で簡単に利用できる
  • ユーザー・PCグループの管理、ログ確認、接続制限といった管理機能が充実
  • 月額1,100円からという低コストで始められる

Splashtop Enterprise

引用:Splashtop Enterprise公式サイト

運営会社 スプラッシュトップ株式会社
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Splashtop Enterpriseは、高セキュリティと高性能を兼ね備えたリモートアクセスツールです。

従業員が自宅のパソコンから業務にアクセスしても、端末にデータが残らない画面転送方式を採用しており、情報漏えいのリスクを最小限に抑えます。

また、SSOやSAML2.0認証、多要素認証などの高度なセキュリティ機能に対応しており、安全性の高いアクセス環境を実現できます。

さらに、Windows・Mac・Linux・AndroidといったさまざまなOSや端末に対して、ユーザーが不在でもリモートアクセスが可能です。

【Splashtop Enterpriseの特徴】

  • ユーザーが不在でもパソコンにアクセスできる
  • 最大4K・60fpsで高いパフォーマンスができる
  • 9桁の番号を入力するだけですぐにサポートできる

RemoteOperator Helpdesk

引用:RemoteOperator Helpdesk公式サイト

運営会社 インターコム株式会社
料金形態 従量課金+オプション料金
料金(中小企業向け) 1,000円(税抜)/月(1ユーザー)
料金(大企業向け) 要問い合わせ

RemoteOperator Helpdeskは、有人・無人どちらの端末にも対応したリモートサポートが可能で、昼夜を問わずスムーズに接続できます。

スマートフォンのカメラ映像を活用することで、現場の状況をリアルタイムで確認しながら案内やサポートが行える点も特徴です。

また、画面共有に加えて、ファイルの送受信やチャット機能によるコミュニケーションにも対応しており、サポートの幅が広がります。

システムは日本国内のデータセンターで稼働しており、安全性と安定性の高い運用が可能です。

【RemoteOperator Helpdeskの特徴】

  • VPNが不要でインターネット環境だけで使える
  • ヘルプデスク・サーバーメンテナンス・システム保守などに対応可能
  • 有人・無人どちらの遠隔サポートにも対応している

OneOffice スマートコネクト

引用:OneOffice スマートコネクト公式サイト

運営会社 株式会社TOKAIコミュニケーションズ
料金形態 日額従量課金制
料金(中小企業向け) 初期費用3,000円+100円/日
※価格はすべて税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

OneOffice スマートコネクトは、実際に利用した日だけ課金される日額制を採用しており、1日あたりの料金は100円です。

月額の上限は1,500円に設定されているため、利用頻度に関係なくコストを抑えて運用できます。

導入もシンプルで、PCやスマートフォンに専用のエージェントまたはアプリをインストールするだけで利用が可能です。

また、モバイル回線のような低速な通信環境でも快適に動作するよう最適化されています。

【OneOffice スマートコネクトの特徴】

  • 通信の暗号化(SSL+AES256bit)・多要素認証・ブランク化などを装備した高いセキュリティ対策
  • 業界初の日額従量課金制を採用し低コストで運用可能
  • 低帯域対応で安定接続が可能

ISL Online

引用:ISL Online公式サイト

運営会社 株式会社オーシャンブリッジ
料金形態 年額制
料金(中小企業向け) 65,000円(税抜)/年(有効期限1年間、500分まで)
料金(大企業向け) 要問い合わせ

ISL Onlineでは、1つのライセンスでワンタイム接続・常駐接続・Web会議・チャットのすべての機能を利用できます。

ライセンスの購入は、同時に接続を利用する数だけで済むため、無駄のない運用が可能です。

セキュリティ面では、SSL 256bit-AESによる通信の暗号化に加え、2段階認証やアクセス制限機能を備えており、安心してリモート操作を行えます。

さらに、ライセンス体系は「パブリッククラウド」「プライベートクラウド」「オンプレミス」の3種類から選べ、自社の運用方針やセキュリティ要件に合わせた導入が可能です。

【ISL Onlineの特徴】

  • 同時接続台数分のライセンス購入だけなのでコストに無駄がない
  • 世界中どこからでも必要なパソコンにアクセスできる
  • ライセンス体系が柔軟なので自社に合わせて選べる

moconavi

引用:moconavi公式サイト

運営会社 株式会社レコモット
料金形態 基本料金+月額料金
料金(中小企業向け) 基本料金:15,000円/月(1社)
moconavi:700円/月
moconavi Contacts:350円/月
moconavi Browser:350円/月
※価格はすべて税抜
※1ユーザーの料金
料金(大企業向け) 要問い合わせ

moconaviは、画面転送方式を採用しており、利用端末に業務データを残さずに安全に利用できるクラウドサービスです。

VPNや複雑なネットワーク設定が不要なため、スムーズに導入できる点も特徴です。

さらに、Microsoft 365やGoogle Workspace、Salesforce、Box、Sansanなどの主要なクラウドサービスとシームレスに連携でき、日常業務を効率化します。

2024年9月時点で約1,700社・33万ID以上の導入実績があり、高い信頼性と安定性を誇るサービスといえるでしょう。

【moconaviの特徴】

  • 約1,700社・33万ID以上の導入実績
  • 使いやすいUIと軽快な動作で直感的な操作が可能
  • 導入まで最短5営業日なので直ぐに利用開始できる

リモートアクセスツールを導入した方が良い企業

リモートアクセスツールは、リモートワークと非常に相性が良いです。今後もリモートワークを継続したい企業は、リモートアクセスツールの導入を検討しましょう。

また、業務委託先が多く外部からのファイル操作が必要な企業や、外回り営業などで出張先からの作業が多い企業も、リモートアクセスツールの導入がおすすめです。

今後もリモートワークを積極的に進めたい企業

リモートワークを今後も定着させたい企業は、リモートアクセスツールを導入するべきです。社員がオフィス外から社内システムにアクセスできる環境を整えることで、「資料を見るために出社する」といった無駄がなくなり、場所に縛られない働き方が実現します。

ツールを選ぶときは、以下のポイントを意識してみてください。

  • 安定した接続と高速なデータ転送ができるか?
  • 強固なセキュリティ対策ができるか?
  • 大量のユーザーが同時に接続しても性能が落ちないか?

特に、自宅勤務の手段としてリモートアクセスツールを利用する場合には、安定した接続が必要不可欠です。営業先などからの一時的なリモート操作であれば多少動作にタイムラグがあっても問題ないかもしれませんが、日常的なリモートワークでタイムラグがあると、利便性が大きく損なわれます。

通信量が大きすぎないツールを選ぶとともに、オフィスと自宅双方の通信環境を整えることが重要です。

業務委託先が多い企業

外部の業務委託先との連携が多い企業では、リモートアクセスツールを用いることで業務効率を向上させることができます。特にIT開発や広告・デザイン制作といった業種では、大きな効果が得られるでしょう。

具体的には、以下のようなメリットがあります。

従来の方法 リモートアクセス
データの
やり取り
USBメモリやメール転送など、時間がかかることが多い リモートアクセスツール経由でスムーズにやり取りできる
操作ログ 原則記録できない ツール上で記録できる
アクセス権限 パスワードによるファイル保護など、限定的な制限のみ ファイルの編集権限や追加・削除権限などを細かく設定できる

特に、リモートアクセスツールを利用することで、アクセス制限を細かくかけられるようになる点がメリットです。これまで外部委託を避けていた機密性の高い案件も委託できるようになるため、社内のリソースをより有効活用できるようになるでしょう。

営業などで外出している社員が多い企業

営業職や客先常駐のエンジニアなど、頻繁に社外で仕事をする社員が多いケースでは、リモートアクセスツールを導入するべきです。

例えば、以下のような働き方ができるようになります。

  • 顧客訪問中に社内資料を確認し、その場で見積もりを作成する
  • 常駐先で社内サーバー上の技術資料を確認する
  • 出張先から高性能な社内パソコンを操作して開発する

営業先でも柔軟に対応できるようになれば、顧客満足度の向上やビジネスチャンスの増加も期待できます。エンジニアの場合は、開発効率が向上するでしょう。

なお、外出先からの作業が多い場合には、スマートフォンやタブレットなどでもアクセスしやすいツールを選ぶことがおすすめです。モバイルデバイスからアクセスしやすいツールを選ぶと、移動中やスキマ時間にも作業をしやすくなります。

なお、モバイル対応を謳うツールは数多くありますが、実際の操作感はツールによりけりです。ISLオンラインやRemoteViewなど、特にモバイル対応へ注力しているツールを選ぶとよいでしょう。

安全にBYODで業務を進めたい企業

BYODを安全に推進したい企業も、リモートアクセスツールの導入が向いています。

BYODとは、個人が所有する端末を用いてリモートワークを実施することです。手軽にリモートワークを推進できる方法ですが、一般的にセキュリティ面での懸念が指摘されています。個人のデバイスを利用するため、社員がデータを持ち出す可能性も否めません。

リモートアクセスツールを使えば、このデメリットを解消することが可能です。社内データが個人デバイスに残らないため、以下のようなメリットが生まれます。

  • デバイスの紛失・盗難時のリスクを減らせる
  • 退職時のデータ消去の手続きが楽になる

また、リモート操作の機能を制限できるツールを用いることで、さらに高いセキュリティを確保することが可能です。例えばmoconaviやCACHATTOには、社内データのコピーアンドペーストや画面キャプチャを制限する機能があるため、社員によるデータの私的な持ち出しを防ぐことができます。

リモートアクセスツールを導入する際の注意点・コスト

リモートアクセスツールは業務効率化に役立ちますが、導入時にはいくつかの注意点も存在します。

まず、セキュリティに精通した担当者を自社で確保できるか検討しましょう。難しい場合には、セキュリティ面でのサポートが充実したツールを選ぶ必要があります。さらに、万が一に備えたインシデント発生時の対応策も事前に定めておくことが重要です。

セキュリティに精通した担当者が必要

リモートアクセスツールを安全に運用するためには、高度なセキュリティの知識を持った担当者が欠かせません。

リモートアクセスツールを導入する際は、以下を担うことができる人材が確保できるか確認しましょう。

  • 通信プロトコルや認証方式の基本的な知識
  • アクセス権限の設定や定期的な見直し
  • セキュリティに関するアップデートの実施
  • ログの解析

中小企業では専門の担当者を置くことが難しい場合もありますが、少なくとも一般的なセキュリティの知識を持った責任者を決めておくことが望ましいです。なお、自社で本格的な開発を行うわけではないので、細かな専門知識がなくても問題ありません。

導入後もきちんと運用できているかを定期的に確認する必要がある

リモートアクセスツールは、導入後も一定の運用コストがかかります。導入時にはこの点を意識した上で、できるだけスムーズに運用できるものを選びましょう。

よくある失敗例は、主に以下の2つです。

  • 社内で利用が進まない
  • セキュリティ対策が不十分

それぞれ、運用時に以下の対策を行う必要があります。

よくある失敗 運用時の対策
社内で利用が進まない
  • ツールの使い方の社内周知や研修を実施する
  • 操作しやすいツールを導入する
  • 定期的なアンケートを実施する
セキュリティ対策が不十分
  • ツール利用時のルールを定め、社内周知する
  • 定期的にセキュリティ研修を実施する
  • アップデートやログの監視を欠かさない

導入時にも、これらを見据えながらツールを選びましょう。例えばFLESPEEQ Web Accessは、ファームウェアの自動更新機能があるため、アップデートの手間がほとんどかかりません。MagicConnectやRemoteViewといったツールも、気軽に使える操作性の高さで人気があります。

いざ情報が漏洩した際などの対応策を考えておく必要がある

リモートアクセスツールを利用する場合、万が一の情報漏洩に備えた対応策をあらかじめ考えておくことが重要です。こうした準備を怠ると、インシデント発生時の混乱や対応の遅れを招き、被害が一層拡大する可能性があります。

リモートアクセスツールに関するインシデント対策には、以下を含めてください。

  1. インシデント発生時の初動対応
  2. 対応メンバーと役割分担(技術、広報、法務など)
  3. 外部への報告手順
  4. 証拠保全と原因究明の手順

リモートアクセスツールを選ぶときには、自社のインシデント対策と整合性が取れたものを選びましょう。例えば初動対応としてアクセス遮断を定めた場合、TeamViewerのブロックリスト機能など、アクセスを一時的に制限できるツールを選ぶ必要があります。また、大量のログを取る場合には、ログの解析機能が充実しているツールを選ぶことがおすすめです。

リモートアクセスツールの導入時によくある質問

リモートアクセスツールは複雑なため、導入時にはさまざまな疑問があるでしょう。

ここからは、導入時によく寄せられる質問にまとめてお答えします。リモートアクセスツールの導入時には、ぜひ参考にしてください。

リモートアクセスとリモートデスクトップはどう違いますか?

リモートアクセスとリモートデスクトップはよく似ていますが、機能や利用シーンが異なります。

両者の主な違いは、以下の通りです。

項目 リモートアクセス リモートデスクトップ
機能 遠隔からのネットワークやシステムを操作できるようにする 遠隔でコンピュータの画面を操作できるようにする
できること ファイル共有、VPN接続、アプリへのアクセスなど デスクトップの直接的な操作のみ
代表的なツール MagicConnect、GMOどこでもLAN、どこでもコネクト AnyDesk、Chrome リモートデスクトップ

リモートアクセスは、遠隔からネットワークやシステムを操作できるようにするツールの総称です。リモートデスクトップはそのうちの一形態として、特定のコンピュータの画面を遠隔で操作できるものを指します。「リモートデスクトップは、リモートアクセスの一部」と理解するとわかりやすいです。

リモートアクセスツールは安全ですか?

リモートアクセスツールは、適切にセキュリティ管理を行えば安全に利用できます。安全に利用するためには、以下を意識することが重要です。

  • 導入実績が豊富で信頼性の高いベンダーの製品を選ぶ
  • 常に最新の状態へシステムをアップデートしておく
  • 多要素認証を有効にする
  • アクセス権限を適切に設定する
  • 必要に応じて、コピーアンドペーストや画面キャプチャをブロックしておく

また、通信プロトコルにも注意を払う必要があります。記事の前半でも解説しましたが、代表的なプロトコルとセキュリティレベルは以下の通りです。

プロトコル セキュリティレベル
PPTP
IPsec
SSL 中〜高

今後も新たなプロトコルが登場する可能性はありますが、2025年時点ではSSLやIPsecに対応しているツールを選べば安心です。可能であれば、社内にリモートアクセスツールのセキュリティ担当者を用意しておくとよいでしょう。

無料で使えるリモートアクセスツールはありますか?

無料で利用できるリモートアクセスツールは複数存在します。ただし、機能制限やセキュリティ面での懸念があるため、企業で本格的に導入する際には慎重な判断が必要です。

無料で利用できる代表的なツールには、以下があります。

ツール名 料金体系 主な制限 おすすめの企業
Chrome リモートデスクトップ 完全無料 ファイル転送機能やログの管理機能はない 中小企業
AnyDesk 個人利用は無料 同時接続は1台、管理デバイスは3台までなどの制限あり 試験導入のみ
TeamViewer 非商用利用のみ無料 商用検知されると使えなくなる可能性がある 試験導入のみ

「とにかく無料のリモートアクセスツールを利用したい」という場合は、Chromeリモートデスクトップがおすすめです。動作も安定していますし、無料で機能制限なく利用することができます。ただし、画面の遠隔操作という用途に特化しているため、管理機能やログの保存機能はありません。

Chromeリモートデスクトップ以外のツールでは、商用利用が検知されると機能制限がかかるため、企業における無料の本格利用は現実的ではないでしょう。

なお、WindowsのエディションがPRO以上の場合は、Windowsの標準機能として搭載されているリモートデスクトップ機能を無料で利用することができます。

リモートアクセスツール|まとめ

リモートアクセスツールは、場所を問わず会社のパソコンを使えるようにする便利なツールです。リモートアクセスツールを導入すれば、自宅や出張先などのさまざまな場所から、オフィスにいるのと同じように仕事を進めることができるようになります。

なお、ひとくちにリモートアクセスツールといっても、実現できることはツールによって大きく異なります。自社の業務内容を確認しながら、リモートアクセスツールで何を実現したいのかよく整理しておくことがポイントです。加えて、通信の安全性や認証方式、ログ管理機能など、セキュリティ面の検討も忘れないようにしましょう。

ぜひこの記事を参考に、自社に最適なリモートアクセスツールを導入し、効率的なリモートワークの実現につなげてください。

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