お役立ちガイド

作成日:2025年09月03日  更新日:2025年09月03日

【2025年最新】販売管理システムのおすすめ比較10選!機能別・業種別に最適なシステムの選び方

「実際の在庫数と帳簿上の在庫数が頻繁にズレている」

「商品数が増えてきて、エクセルでの販売管理に限界を感じている」

このような課題を抱えている企業担当者の方も多いでしょう。こうした課題を一気に解決してくれる存在が、販売管理システムです。この記事では、販売管理システムの基本機能や導入メリット、選定時のポイントなどを徹底解説します。

おすすめのシステム10選についても詳しくご紹介。本記事を参考に、ぜひ貴社へ最適な販売管理システムを見つけてください。

販売管理システムとは?

販売管理システムとは、販売活動全体を効率化するためのシステムのこと。見積書の作成から受注、出荷、請求、入金まで、さまざまな業務を自動化することができます。

他のビジネスツールと同様にオンプレミス型・クラウド型の2種類がありますが、最近では手軽に利用できるクラウド型が人気です。商社や卸売業、運送業、アパレルまで、幅広い業種で導入が進んでいます。

受注から納品までの流れを管理するためのシステム

販売管理システムは、受注から納品までを一括で管理できるシステムです。

受注から納品の各業務について、主に次のような機能が利用できます。

業務 機能
受注
  • 見積書作成
  • 受注の記録
在庫管理
  • 在庫数の管理と確認
納品
  • 出荷指示
  • 納品書・請求書の発行
  • 入金の確認

伝票や請求書などの販売管理に関する情報をエクセルで管理していると、どうしても時間がかかるものです。上記のような機能を使うと、このような販売管理の手間を大きく削減できます。システムを通じて複数人で情報を共有できるため、部署や店舗間でのやり取りもスムーズです。

商社や卸売業、運送業、アパレルなど幅広い業種で導入が進んでいる

販売管理システムは、様々な業種で活用されています。特に次の業種では、導入事例が多いです。

  • 商社・卸売業
  • 製造業
  • 小売業
  • アパレル
  • 運送業
  • 食品業

なお、各業種に特化した機能が多い点も販売管理システムの特徴。例えば食品業向けには、各商品の賞味期限を管理できたり、先入れ先出し(FIFO)方式に対応していたりするシステムが人気です。運送業向けのシステムには、在庫の物理的な位置を管理できるものもあります。

もちろん業種を問わず利用できる汎用型のシステムも多いので、自社にぴったりな製品を見極めることが大切です。

今ではオンプレミス型よりクラウド型の方が安価で主流

従来の販売管理システムは、自社サーバーにソフトをインストールして利用する「オンプレミス型」が主流でした。しかし、昨今では手軽に利用できるクラウド型」が人気を集めています。

特に、初期投資を抑えたい中小企業にはクラウド型がぴったりです。サーバーを購入する必要がないため、初期費用は基本的に無料。ランニングコストも低い傾向がありますし、メンテナンスも手間もほとんどかかりません。

ただし、自社に特化したカスタマイズが必要な場合や、既存システムとの連携を重視したい場合は、オンプレミス型も選択肢に入ります。

販売管理システムの機能とできること

販売管理システムには、多くの機能が搭載されています。

代表的な機能は、次の7つです。

  • 注文の見積り機能
  • 受注管理機能
  • 請求機能
  • 入金管理機能
  • 出荷機能
  • 入荷機能
  • 棚卸機能・在庫管理機能

入出荷の管理機能受注管理機能といった基本的なものから、入金管理機能や請求機能といったお金に関係するものまで、幅広くカバーしています。

注文の見積り機能

注文内容に応じた見積書を作成・印刷する機能。

システムに必要な情報を入力すると、顧客の注文内容に応じた見積書を自動で作成してくれます。作成した見積書は、PDFで保存したり、印刷したりすることが可能です。製品によっては、過去の見積内容を利用して顧客や商品情報を簡単に入力することもできます。

見積作成の時間短縮や、見積の対応漏れ防止につながるでしょう。

受注管理機能

顧客からの注文情報を記録・管理する機能。販売管理システムの中で最もよく使う機能のうちの一つで、次のようなことができます。

  • 受注内容(商品、数量、納期)の登録
  • 見積書から受注データへの自動転記
  • 受注状況の確認

なお、登録した受注データは在庫確認や出荷指示などの後工程で利用することが可能。受注データを受注日や取引先、商品ごとに絞り込んで検索できる製品も多いです。

請求機能

顧客への請求書発行と請求管理を行う機能出荷実績に基づいて請求書を作成したり、消費税などの請求書作成に必要な情報を自動で計算したりすることができます。

手間のかかる請求書の作成業務を大幅に効率化するとともに、計算ミスなどのヒューマンエラー防止につながるでしょう。

中には、オンラインでの請求書発行に対応したツールも。こうしたツールでは、電子帳簿保存法に対応したPDF形式の請求書を出力したり、Peppolなどの電子インボイスを発行したりすることが可能です。

入金管理機能

顧客からの支払い状況を管理する機能。入金予定日や取引先、商品、入金実績を一括管理することで、売上金の回収状況を正確に把握することができます。

詳細は製品によって異なりますが、未入金案件に対してアラート通知を出したり、入金遅延先へ督促メールを送信したりできるものも多いです。入金実績データは他の会計システムと連携することもできるため、経理業務の効率化にもつながります。

出荷機能

商品の出荷指示から納品書作成までをサポートする機能。主に、物流業務倉庫管理業務の効率化に役立ちます。

例えば、受注データに基づいて出荷指示書を発行したり、ピッキングリストや納品書、送り状を自動で作成したりすることが可能です。出荷状況をリアルタイムで把握できるため、顧客からの問い合わせにもスムーズに対応できます。

在庫管理システムとよく似ていますが、受注データから請求データまで一括管理できる点で販売管理システムの方が汎用的です。

入荷機能

発注した商品の入荷処理を行う機能。発注データと入荷実績を照合することで、商品の在庫数を正確に把握できます。

入荷時の検品を行ったり、検品に必要な帳票データを出力したりすることのできるツールも便利です。ハンディターミナルを利用すれば帳票に記載されたバーコードを自動で読み取って検品できるため、作業が大幅に効率化することは間違いありません。

棚卸機能・在庫管理機能

商品の在庫状況をリアルタイムで把握し、適正な在庫水準を維持する機能

この機能を使うと、次のようなことが実現できます。

  • 商品ごとの在庫数管理
  • 在庫数推移の分析
  • 発注点・安全在庫の設定
  • 棚卸作業のサポート

販売管理データ在庫管理データを連携すると、事業所全体の状態をデジタル管理することが可能です。例えば、「出荷後に発注点を下回っていたら自動で追加発注する」「在庫数以上の受注があったら担当者にアラートを出す」といったように、さまざまな使い方ができます。

販売管理システムを導入するメリット

多くの業種に対して導入メリットがある販売管理システム。販売管理の工数を大幅に削減できますし、入荷漏れや発注漏れなどのミスを軽減するメリットもあります。さらに、販売データを活用したマーケティングにつながる点も大きな魅力。

販売管理システムの導入に迷っているのであれば、ぜひメリットを確認しておきましょう。

手動での管理工数を減らすことで業務効率化ができる

販売管理システムを導入する最大のメリットは、販売管理業務の大幅な工数削減です。

例えばエクセルで販売データを管理する場合、同じ情報を別々のシートに複数回入力する場面もあるでしょう。場合によっては、エクセル上のデータを元に手書きで請求書を作成することも。しかし、データを重複入力したり、わざわざ手書きに直すことには手間がかかります。複雑なマクロや関数を組むという手もありますが、業務の属人化は避けられません。

販売管理システムを導入すると、誰でも簡単にデータを管理できます。同じデータを複数箇所へ転記する必要がありませんし、消費税などの簡単な項目はシステムが自動で計算してくれるため効率的です。見積書や納品書、請求書などをシステム上から自動で印刷することもできます。

担当者の作業時間が削減されることで、より生産性の高い別の業務へ時間を割けるようになるでしょう。

入荷漏れや発送漏れなどのミスを減らすことができる

販売管理システムを導入するメリットの一つが、人的ミスの大幅な削減。転記ミスや記入ミスが減るため、作業の手戻りが起こりづらくなります。

販売管理データを手作業で管理していると、次のようなミスが起こりがちです。

  • 受注情報の取りこぼし
  • 在庫不足
  • 二重出荷
  • 各種書類の発行漏れ

販売管理システムを導入すると、同じ情報を何度も手入力する必要がありません。例えば一度取引した顧客データはシステム上に保存できるため、1回目の取引で問題なくデータが入力されていれば、次回以降の取引でミスが生じる可能性はほとんどないでしょう。

さらに、在庫状況や入金実績に基づいたアラートを出すことも可能。担当者の対応漏れを抑止できます。入力内容に対する自動チェックをかけられる製品も多いです。

データを分析することで適切なマーケティング施策を打つことができる

販売管理システムに蓄積されたデータは、マーケティングに活かすこともできます。

例えば、売上を商品別・顧客別に分析したり、利益率の高い商品や顧客を特定したりすることが可能です。「需要を予測して発注数の調整につなげる」「利益率の高い商品を軸にしたアップセル・クロスセル施策を打つ」といった形でマーケティングに活用できます。

なお、販売管理システムを利用したマーケティング施策のパターンは、次の2通りです。

  • BIツールと直接連携して分析する
  • データをCSV形式で出力し、外部ツール(エクセルなど)で分析する

前者の場合、過去の販売データを自動でBIツールへ取り込み、常に最新の情報を見ながらデータを分析できます。ただし、販売管理システムとBIツールの相性を考える必要があるため、導入ハードルはやや高めです。

後者の場合は毎回の分析に多少手間がかかりますが、エクセルなどの普段使い慣れたビジネスツールでデータを分析できるというメリットがあります。

販売管理システムを導入する際の注意点・コスト

販売管理システムの導入時には、システム導入時のコストを意識することが重要。金銭的コストはもちろん、社員の教育に必要な時間的コストにも注意する必要があります。

さらに、システム障害に対するリスクヘッジも大切です。これは多くのビジネスツールに共通共有して言えることですが、売上に直接影響を与える販売管理システムの場合は特に入念な対策が求められます。

販売管理システムを導入する際は、こうした注意点を把握しておいてください。

システム自体に導入コストや月額コストが発生する

販売管理システムを導入すると、導入コスト月額コストが発生します。

オンプレミス型とクラウド型、それぞれでの相場は次の通りです。

コスト項目 クラウド型 オンプレミス型
初期費用 0円〜150,000円程度 数百万円~
ランニングコスト 10,000円〜25,000円(月額) 数万円〜(月額)

クラウド型の場合、初期費用は0円〜100,000円程度と安めですが、ランニングコストは毎月10,000円〜25,000円前後が相場。オンプレミス型だと、費用はケースバイケースで変動します。例えば年商10億円程度の企業では、500万円〜1,000万円が目安です。

また、販売管理システムにはユーザー単位で課金するタイプと、ユーザー数無制限で定額課金するタイプがあります。比較的小規模な導入の場合は、前者がおすすめです。例えばコデックス社の「s-flow」は、1ユーザーあたり月額2,800円〜と手軽な料金設定になっています。

初期費用とランニングコストが経営を圧迫しないよう、自社の規模や業務量に見合ったシステムを選びましょう。

既存の管理方法から移行する際に社員教育などが必要

販売管理システムの導入時に必ず意識しておきたい点が、マニュアルや研修などの社員教育。せっかく高機能なシステムを導入しても、社員へ浸透しなければ意味がありません。

特に、長年紙やエクセルでデータを管理してきた場合には注意が必要です。ベテラン社員が独自のやり方を持っていることも考えられるため、現場の声に耳を傾けるとよいでしょう。

具体的な対策としては、次が考えられます。

  • 研修やマニュアルを用意する
  • 社内にサポート窓口を設置する
  • 現場からシステムに対する意見を収集する
  • 一部の部門や事業所からスモールスタートする

特に、社内の一部で試験導入することがおすすめです。徐々に成功事例が蓄積されてきたら、モデルケースとしてノウハウを社内へ周知してもらうことができます。

システム障害が起こると業務がストップする可能性もある

販売管理システムに障害が発生すると、業務全体がストップする可能性も否めません。

例えばクラウド型サービスの場合、サービス側のサーバーダウンによって業務が停止したり、社内ネットワークの障害によってシステムへアクセスできなくなったりする可能性があります。比較的セキュリティレベルが高いと言われているオンプレミス型の場合でも、VPNなどを経由したサイバー攻撃によって社内サーバーがダウンするリスクは否めません。

販売管理システムは売上に直結する重要な業務システムなので、こうしたリスクに対する入念な対策が求められます。例えば年商10億円の企業の場合、システムが1日停止するだけで約270万円分の売上に相当する機会損失が生じる計算です。

定期的なデータのバックアップ障害対応マニュアルの作成セキュリティ研修の実施といったリスクヘッジを行いましょう。

販売管理システムを比較する際のポイント

販売管理システムは多様な製品が存在するため、比較が難しいことも事実です。自社に最適な製品を見つけるためには、次の4点を中心に比較してみてください。

  • 移行のしやすさ
  • 業種と業態
  • 導入コスト
  • セキュリティ・サポート体制

単に「なんとなく自社と相性が良さそうだから」で導入を決めるのではなく、さまざまな観点から複数の製品を比較検討することが大切です。

既存の管理方法から移行しやすいかどうか

システムを比較する際にまずチェックすべきは、既存システムからの移行難易度です。例えば現在の業務フローを大きく変えずにシステムを導入できるか、画面操作は直感的かどうかなどをチェックしてみてください。

なお、システム移行時には「データの引き継ぎに予想以上の時間がかかった」というトラブルも多数。例えば顧客データや過去の取引データをエクセル管理している場合には、エクセルファイルやCSVファイルを直接取り込める製品が便利です。

多くの製品では、無料トライアルやデモが用意されています。導入前にこれらを活用して、スムーズに業務を移行できそうか確認してみてはいかがでしょうか。

自社の業種・業態に合ったシステムかどうか

販売管理システムは、業種や業態によって必要な機能が大きく異なります。比較する際には、自社の業種・業態に合った機能が搭載されているか確認しましょう。

具体的な確認ポイントは、次の通りです。

  • 業種特有の業務や書類フォーマットに対応しているか
  • 扱う商品特有の管理機能があるか
  • カスタマイズ性は高いか

例えば医療・医薬品業界では薬機法に準拠した書類フォーマットが必要ですし、食品業界ではロット管理や賞味期限管理が重要です。製造業や物流業では、倉庫管理との連携機能が必要になるでしょう。

同業他社の導入事例を参考にしたり、業界特化型のシステムを検討したりすることで、自社に最適なシステムを見つけやすくなります。

さらに、業種ごとに必要な機能をパッケージ化したテンプレートの利用もおすすめ。例えば日立ソリューションズ・クリエイト社のHi-PerBT KIT3では、豊富なテンプレートから自社の業種に合った機能を簡単に作成できます。

導入コストや月額費用が自社の予算に合っているかどうか

販売管理システムを比較する際は、導入コストや月額費用も念入りにチェックしておきましょう。

初期費用とランニングコストの両方が、自社の予算の範囲内に収まるシステムを選択する必要があります。参考までに、人気の販売管理システムの利用料金を表にまとめました。

製品 初期費用 月額費用
freee販売 0円 5,000円〜(3名)
Clovernet ERPクラウド 0円 7,500円〜
s-flow 0円 2,800円〜(1ユーザー)
楽楽販売 150,000円 70,000円〜

初期導入費用は無料のものも多いですが、ランニングコストは安くても1ユーザーあたり3,000円程度が相場。1名で利用する場合は最低でも3,000円程度、2名以上であれば月々5,000円程度は見込んでおいてください。

もちろん、「安ければ安い製品ほどよい」というわけではありません。特に人気システムの下位プランでは、販売数や売上に制限を設けている場合も。単に導入時点の初期費用や月額費用だけで比較するのではなく、数年単位でのトータルコストで比較することが大切です。

セキュリティ体制やサポート体制がしっかりしているかどうか

販売管理システムを選ぶ際にぜひチェックすべき点が、セキュリティ体制とサポート体制。システムを安定して運用するためには、信頼できるベンダーの製品を選択することが重要です。

セキュリティに関しては、以下の点を確認してください。

  • セキュリティ認証の取得状況(ISO27001など)
  • データのバックアップ機能
  • アクセス権限設定機能
  • バージョンアップの頻度

ISOなどの国際認証を取得しているベンダーであれば、一定のセキュリティ水準が保たれていると判断してよいでしょう。データのバックアップ機能があれば、万が一障害が発生した場合にも復旧しやすくなります。ユーザーごとにアクセス権限を設定できる製品は、「一般社員は伝票の表示のみ可能で、内容の更新は上長のみに限定する」といった使い方が可能です。

システム導入後のサポート体制に関しては、問い合わせ方法(電話・チャット・メールなど)を事前に確認しておきましょう。中には、営業担当者が企業ごとについてくれる製品も。利用料は高くなりますが、社内で解決できないトラブルが発生した場合でも安心です。

なお、ベンダーが開催するセミナーへ参加したり、有償のオプションサポートを活用したりすることもおすすめ。例えば「楽楽販売」では社内担当者向けのセミナーを開催しており、導入をスムーズに進めるためのオプションサービスも複数用意しています。

おすすめの販売管理システム10選比較

楽楽販売

引用:楽楽販売公式サイト

運営会社 株式会社ラクス
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 初期費用:15万円+月額7万円〜
※価格は税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

楽楽販売は、見積作成から受注、請求、原価管理までの一連の業務を一元化できるクラウド型販売管理システムです。

請求書の発行や売上の計上処理も自動化されており、業務のスピードと正確性を大幅に向上させられます。

また、Excelデータをインポートすることで、自社の業務フローに合わせたカスタマイズも可能です。クラウド上で情報を管理するため、関係者全員が常に最新のデータにアクセスでき、部門を超えたスムーズな連携ができます。

【楽楽販売の特徴】

  • 外部システムとの連携可能
  • マウス操作でシステム構築が可能
  • 帳票の自動生成・一斉送信が可能

SKit FLEXi

引用:SKit FLEXi公式サイト

運営会社 株式会社NTTデータセキスイシステムズ
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

SKit FLEXiは、販売管理・会計・在庫管理などの業務を一体化して行えるクラウド型ERPサービスです。

社内にサーバーを設置する必要がなく、複数拠点やテレワーク環境からでもスムーズにアクセスできるため、場所を問わず業務を遂行できます。

また、企業ごとの業務プロセスに応じて柔軟に導入設計・カスタマイズが可能で、自社の運用にフィットしたシステム構築が可能です。

さらに、帳票やFAXの発送代行サービスなど、日常業務の運用負担を軽減する支援も整っており、効率的な業務体制づくりをサポートします。

【SKit FLEXiの特徴】

  • 年商30億〜500億円の企業への導入実績が豊富
  • 監視・自動バックアップ・セキュリティ対策完備
  • システム設計から運用まで充実したサポート体制

kinterp Lightバージョン

引用:kinterp Lightバージョン公式サイト

運営会社 日本ラッド株式会社
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

kinterp Lightは、販売管理や在庫管理に必要な機能を標準搭載したパッケージ型のクラウドERPです。

売上処理や請求業務、インボイス制度に対応した請求書の発行まで、日常業務を一貫してカバーできます。

kintoneを基盤に構築されており、利用企業自身で画面や項目の設定が可能なため、自社の業務フローに合わせた柔軟な運用が実現可能です。

さらに、ノーコードでのカスタマイズに対応しており、専門的な開発知識がなくても、自社仕様に合わせた画面の調整や機能の追加がスムーズに行えます。

【kinterp Lightバージョンの特徴】

  • ワークフローシステムが充実
  • kintoneベースなので設計が簡単
  • 有料の保守サポート体制あり

アラジンオフィス

引用:アラジンオフィス公式サイト

運営会社 株式会社アイル
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

アラジンオフィスは、5,000社以上の導入実績を誇る、信頼性の高い基幹業務システムです。

アパレル、食品、化粧品、工業部品など、さまざまな業種に対応したテンプレートが豊富に用意されており、業種特化の運用がスムーズに行えます。

さらに、生産管理や貿易管理といった専門性の高い業務にも対応可能なオプションが用意されており、業務の拡張にも柔軟に対応します。

また、会計ソフトや通販カート、EDIなど、さまざまな外部システムとの連携にも対応しており、業務全体の効率化を実現できるのが大きな特徴です。

【アラジンオフィスの特徴】

  • 導入後のサポートが充実
  • カスタマイズ性の高さ
  • 「CROSS MALL」などと連携して在庫・受注を一元管理

クラウドERP ZAC

引用:クラウドERP ZAC公式サイト

運営会社 株式会社オロ
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

ZACは、プロジェクト型の業務に特化したクラウドERPで、案件ごとに契約内容や収支情報を細かく管理できる仕組みが整っています。

見込段階から実績までの売上や利益を一元的に把握できるため、予算管理や経営判断にも役立ちます。

これまでに1,000社以上の導入実績があり、広告・IT・コンサルなどのプロジェクト型ビジネスに幅広く活用されています。

さらに、承認ログの記録や内部統制機能も備えており、IPOを目指す企業にとっては上場準備を強力にサポートする体制が整っている点も大きな特徴です。

【クラウドERP ZACの特徴】

  • プロジェクト型業務に完全対応
  • IPO支援機能あり
  • 中小企業向け

GrowOne 販売情報システム

引用:GrowOne 販売情報システム公式サイト

運営会社 株式会社ニッセイコム
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

GrowOne 販売情報システムは、卸売業や商社に特化した販売管理システムで、業界特有の業務フローに対応できる点が特徴です。

開発スタイルはセミオーダー型を採用しており、パッケージの汎用性とスクラッチ開発の柔軟性を併せ持つことで、企業ごとの業務にフィットしたシステム構築が可能です。

また、操作面では、在庫切れをワンクリックで確認できる機能や、CSVデータの取り込みによる受発注処理の簡略化など、現場業務の効率化を支援する仕組みが整っています。

【GrowOne 販売情報システムの特徴】

  • セミオーダー型開発
  • 担当SEによる継続的なサポート
  • ユーザー自身が自由にデータ集計し分析可能

販売王

引用:販売王公式サイト

運営会社 ソリマチ株式会社
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

販売王は、実務の効率化と使いやすさにこだわった中小企業向けの販売管理ソフトです。MoneyLinkとの連携により、銀行明細の自動取り込みやAIによる仕訳処理が可能になっており、入金業務の手間を削減可能です。

また、AIメニュー機能では、ユーザーの操作履歴に基づいてよく使う機能を自動で案内してくれるため、初めての方でもスムーズに使いこなせます。

さらに、導入前に操作性を確認できる30日間の無料体験版が用意されているほか、導入後も電話やZoomでの相談対応、分かりやすいマニュアル、定期的なバージョンアップ支援など、サポート体制も充実しています。

【販売王の特徴】

  • 個人・中小企業向け
  • AIメニューの搭載
  • 30年の実績と高い満足度

ビズインテグラル(Biz∫販売)

引用:ビズインテグラル公式サイト

運営会社 株式会社NTTデータ・ビズインテグラル
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Biz∫販売は、受注・請求・在庫・仕入・入金管理など、販売管理に必要な主要業務を幅広くカバーできる国産のERPソリューションです。

また、多段階のワークフローや承認フローにも標準で対応しているため、複雑な社内ルールや組織構造に合わせた運用がしやすいのも特徴です。

さらに、IFRS(国際会計基準)や電子帳簿保存法、適格請求書(インボイス制度)など、最新の法制度にも迅速に対応できるので、制度改正への対応コストを抑えながら安心して利用できます。

【ビズインテグラル(Biz∫販売)の特徴】

  • 業界特有や企業の固有要件に柔軟に対応可能
  • 見積もり・受注から把握できる損益管理
  • 電子申請や承認フローへの対応

WorkVision販売管理

引用:WorkVision販売管理公式サイト

運営会社 株式会社WorkVision
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 月額2万円〜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

WorkVision販売管理は、約40年の開発実績を持つ信頼性の高い販売管理システムです。

機械器具、建材、電子部品、食品など、幅広い業種に対応できる柔軟な設計が特徴です。導入形態はサブスクリプション方式を採用しており、初期費用を抑えて始められます。

また、CRMやSFA、EDI、会計ソフト、BIツールなどの外部システムともスムーズに連携可能で、自社の業務フローに合わせたシステム構築が行えます。

さらに、クラウド対応により、拠点やテレワーク環境からもリアルタイムで最新データにアクセスできるため、分散したチームでも効率的に業務を進めることが可能です。

【WorkVision販売管理の特徴】

  • サブスクリプション方式を採用
  • 業種別テンプレートの提供
  • CRM/SFA、EDIなどの外部システムと連携可能

board

引用:board公式サイト

運営会社 ヴェルク株式会社
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) Personal:月額980円
Basic:月額1,980円
Standard:月額3,980円
Premium:月額5,980円
※価格はすべて税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

boardは、請求書や見積書の作成だけでなく、案件管理や経営分析までを一元的に行えるクラウド型のバックオフィス支援ツールです。

中小規模事業者に最適化されており、使いやすさと機能性の両立が特徴です。有料登録企業は5,000社を超え、継続率も99%以上と高い支持を得ています。

さらに、ビジネスシーンにふさわしい洗練された書類デザインも魅力のひとつです。

【boardの特徴】

  • 請求・見積から案件管理・経営分析までカバー
  • 個人事業主〜中小企業対象
  • 豊富な導入実績

販売管理システムの導入検討時によくある質問

「中小企業でも本当に販売管理システムは必要?」

「卸売業など、業種に特化したシステムはあるの?」

販売管理システムについて解説しましたが、まだこのような疑問をお持ちの方もいらっしゃるかもしれません。ここからは、販売管理システムの導入検討時にありがちな疑問についてお答えします。

販売管理システムの導入に迷っている企業担当者の方は、ぜひ活用してください。

中小企業でも販売管理システムは導入した方が良いですか?

中小企業こそ、販売管理システムの導入メリットは大きいです。

中小企業では一人の社員が複数の業務を担当することも多く、販売管理に割くことのできるリソースは限られています。販売管理システムを導入することで、見積もりや請求、入出荷など、販売管理に関する一連の業務を効率化できることは間違いありません。空いた時間を別の業務へ回すことで、企業の競争力向上にもつながります。

なお昨今では、初期投資が0円で導入できる手軽なサービスも多数。ランニングコストに関しても、月額10,000円以内で運用できる販売管理システムが増えており、中小企業でも十分に採算を取ることができます。

例えばs-flowは1ユーザーあたり月額2,800円、フリーウェイ販売管理の有料プランは月額2,980円で利用できるため、中小企業には特におすすめです。

卸売業に特化した販売管理システムはありますか?

卸売業向けの販売管理システムは、数多く存在します。

代表的な卸売業向けの製品は、次の通り。

大企業向け
  • FutureStage
  • EXPLANNER/Ax
  • WorkVision販売管理
中小企業向け
  • 販売指南
  • 楽商

このほか、楽楽販売やAladdnin Officeなどのカスタマイズ性が高い一部の大手製品も、卸売業で利用することができます。

なお、取引先と商品数が多くなりがちな卸売業では、次のような機能が必要です。

  • 顧客ごとの価格設定と割引設定
  • 大量の受発注の一括処理
  • 複数拠点の管理
  • 委託販売や返品への対応

上表で紹介したような卸売業向けシステムは、こうした卸売業向けの機能が充実しています。特にFutureStageと販売指南は、卸売業で定番の販売管理システムです。判断に迷う場合は、まずこれらを検討してみてください。同業他社の導入事例を参考にしてもよいでしょう。

製造業に特化した販売管理システムはありますか?

製造業向けの販売管理ツールも存在します。製造業向け販売管理システムの人気製品は、次の通りです。

  • Alladin Office(機械製造業向け)
  • Hi-PerBT KIT3

Alladin Office(機械製造業向け)は、機械製造業を想定して設計されたイージーオーダーシステムです。5,000社以上の導入実績があり、受注から材料手配、材料入荷、製造から出荷までを一元管理することができます。Hi-PerBT KIT3は、製造業向けテンプレートを活用した柔軟な販売管理機能が魅力です。

多くの製造業向けシステムは、販売管理と生産管理を統合しています。ロット管理や工程管理、品質管理など、製造業特有の機能を幅広くカバーしているため、業務を大いに効率化してくれるでしょう。

ただし、卸売業向けと比べると選択肢が少ないことも事実。特化型のシステムだと選択肢が限られてしまうため、自社にぴったりなものを見つけづらい場合には汎用型のシステムを検討しましょう。企業規模によっては、スクラッチ開発を依頼することも視野に入れてみてください。

無料で利用できる販売管理システムはありますか?

無料で利用できる販売管理システムも多数存在します。一定期間無料で利用できる「無料トライアル」を用意しているものと、期間制限なく無料で利用できる「無料プラン」を用意しているものがあります。

主な販売管理システムの無料対応状況は次の通り。

製品 無料トライアル 無料プラン
楽楽販売
フリーウェイ販売管理
freee販売
弥生販売
s-flow
Alladin Office 要問い合わせ 要問い合わせ

無料トライアルの期間は、2週間〜1ヶ月程度のことが多いです。無料トライアル期間中は有料プランとほとんど同じ機能を利用できるため、この期間を活用して部署単位や店舗単位で試験的に導入してみましょう。

無料プランの場合は、無料トライアルのような期間制限がありません。その代わり、一部の機能に制限があります。例えばフリーウェイ販売管理の無料プランでは、管理できる伝票数が1,000件まで、ID数が最大3件までなどの制限があります。

ちなみにfreee販売の無料プランは基本機能に制限が多いため、この状態で運用することは現実的ではないでしょう。あくまでも、「無料トライアル期間の終了後に自動で切り替わるプラン」という位置付けです。

なお、残念ながら完全無料で本格利用できる製品はありません。「どうしても無料で販売管理システムを運用したい」ということであれば、フリーウェイ販売管理の無料プランが最もおすすめです。中小企業はもちろん、個人事業主の方にも人気があります。

販売管理システムまとめ

受発注管理から在庫管理、出荷管理、請求・入金管理まで、販売管理業務全般を飛躍的に効率化してくれる販売管理システム。

業務効率が向上することはもちろん、人的ミスの削減やマーケティングの促進など、導入には数多くのメリットがあります。以前は大企業での利用が中心でしたが、手軽に導入できるクラウド方が普及した昨今は、中小企業や個人事業主での導入事例も多いです。

中には、会計ソフトや在庫管理システムと連携することで、業務全般をDX化できる製品も。最近は、中小企業であっても競争力強化のためにシステム導入を積極的に検討すべき時代です。ぜひ今回紹介した内容を参考に、自社に最適な販売管理システムを見つけてください。

関連記事

おすすめサービス

閉じる

ダウンロード候補に
追加しました!

すぐにダウンロードする
閉じる

削除しました

pageTop