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作成日:2025年09月03日  更新日:2025年09月03日

【2025年最新】プロジェクト管理ツールの比較10選!料金別・目的別で選ぶおすすめ製品は?

プロジェクトを成功に導くためには、タスクやスケジュールの綿密な管理が必要不可欠です。

プロジェクト管理ツールを導入すると、各メンバーの進捗状況やリソースなどを一元的に管理できます。エクセルやスプレッドシートよりも操作しやすいため、大規模なプロジェクトも確実に管理できるようになるでしょう。

この記事では、プロジェクト管理ツールの比較ポイントや選び方、おすすめのプロジェクト管理ツール10選を紹介します。プロジェクト管理ツールの機能やメリットも解説するので、ぜひ最後まで参考にしてください。

プロジェクト管理ツールとは?

プロジェクトを効率的に進行するうえで欠かせないプロジェクト管理ツール。ビジネス利用に特化して設計されているため、エクセルやカレンダーよりも効率的に情報を管理できます。基本利用であれば無料のツールも多く、導入時の選択肢は豊富です。

「大規模なプロジェクトが増えてきてプロジェクト管理に限界を感じている」という場合には、ぜひ導入を検討してみてください。

プロジェクトの情報を共有し効率よく進行させるツール

プロジェクト管理ツールとは、プロジェクトの進捗状況やタスクなどを一元的に管理するツールのこと。このツールを導入すると、例えば次のような情報を管理できます。

  • タスクの割り当て状況
  • メンバーごとの進捗状況
  • 締め切り

ツール上でアカウントを作成すれば、各メンバーは自分がアサインされているプロジェクトの情報をリアルタイムで確認することも可能。「あのファイルはどこにあるの?」「このタスクは誰が担当しているの?」といった無駄なコミュニケーションが減り、業務の効率化につながります。

エクセルやカレンダーなど複数ツールを使うよりも一元的に管理できる

従来のプロジェクトでは、「スケジュールはカレンダー」「タスク管理はエクセル」「コミュニケーションはメール」といったように、複数のツールを併用することが一般的でした。

しかし、これらのツールを併用するとツール間でデータを転記する必要があります。転記作業には手間がかかりますし、更新ミスがあると現場の混乱を招くかもしれません。

プロジェクト管理ツールでは、プロジェクト進行に必要なほぼすべての情報を一元管理できます。上述した問題が起こらないため、コミュニケーションが効率化します。タスク管理に特化した複雑なエクセルファイルを作成しなくてよい点もメリットです。

基本機能だけであれば無料で利用できるプロジェクト管理ツールもある

プロジェクト管理ツールは、無料プランを用意しているものがほとんど。有料プランと比較すると機能制限がある場合が多いですが、プロジェクトの規模や利用シーンによっては無料プランだけでも十分活用できるでしょう。

無料で利用できる主なツールの一覧と、それぞれの無料版の簡単な仕様をまとめました。

ツール名 ユーザー数 データ量 プロジェクト数
Wrike 無制限 2GBまで 制限あり
Asana 15人まで 無制限※ 無制限
Jooto 4人まで 100MBまで 無制限
Trello 無制限 無制限※ 10件
Brabio! 5人まで 50MBまで 無制限

※1ファイルの容量に制限あり

上表からもわかるように、無料プランにはユーザー数やデータ量などに一定の制限があります。まずは無料プランから始め、必要に応じて徐々にアップグレードすることもおすすめです。

建設業や製造業であれば予算管理ができるツールがおすすめ

最近では、予算管理にも対応する高機能なプロジェクト管理ツールも登場しています。建設業や製造業などでは、予算管理機能が充実したツールがおすすめです。

プロジェクト管理ツールの予算管理機能では、例えば以下のことが実現できます。

  • 資材・機材ごとの予算管理
  • 作業工程ごとの予算管理
  • コスト超過時のアラート機能

業界特化型のプロジェクト管理ツールもおすすめです。例えば建設業に特化したプロジェクト管理ツールとしては、「サクミル」「KANNA(カンナ)」などが有名です。製造業では、「Dr.工程Navi」「Seiryu」などが知られています。こうした業界特化型のツールは、ベンダー側の担当者が各業界の事情に精通していることも多く、導入がスムーズです。

プロジェクト管理ツールの機能とできること

プロジェクト管理ツールには、さまざまな機能が搭載されています。メンバーごとに進捗・リソースを確認できるほか、プロジェクト全体のスケジュールを管理することが可能です。

中には、プロジェクト管理ツール上でチャットによるコミュニケーションが取れたり、予算管理に対応していたりするものもあります。

各メンバーの進捗管理機能

タスクの進捗状況の管理は、プロジェクト管理ツールの最も基本的な機能です。ツール上でタスクを作成し、期限やコメントなどを設定した上で、各メンバーに割り当てることができます。

メンバーごとの進捗状況はリアルタイムで更新されるため、納期遅れなどが発生しそうな場合にはプロジェクトリーダーがすぐにサポートへ回れるでしょう。

ツールによっては、以下のような詳細を管理できることも。

  • タスクの優先度
  • マイルストーンの設定
  • タスクの責任者やメンバー
  • 添付ファイル
  • 期限のリマインド

タスクの優先度やマイルストーンを設定することで、大規模なプロジェクトもスムーズに進行させることができます。

各メンバーのリソース状況

プロジェクト管理ツールには、メンバーごとの稼働状況を表示する機能が搭載されています。プロジェクトリーダーは各メンバーの余力を簡単に把握できるため、最適なリソース配分がしやすいです。

また、ツールによっては各メンバーごとにスキルやプロフィールを設定できるものもあります。こうした機能を活用することで、個人の強みや経験を考慮したタスクの割り当てができるでしょう。例えばIT部門や開発チームでは、各エンジニアの持つ技術スタックを管理できると大変便利です。

プロジェクトのスケジュール管理機能

プロジェクト管理ツールの持つ便利な機能の一つが、プロジェクトのスケジュール管理機能ガントチャート(棒グラフ形式のスケジュール表)やカレンダー形式などを通じて、プロジェクトの進行状況を視覚的に把握できます。

こうした機能を活用すれば、プロジェクト全体がスケジュールどおりに進行しているかどうかを明確に把握することが可能です。例えばJootoでは、タスクの内容ごとに色分けしたガントチャートを表示することで、どのタスクをどの期間までに完了させるべきなのかわかりやすく把握できるようになっています。

グループ内のチャット機能

多くのプロジェクト管理ツールには、チャット機能も搭載されています。

この機能を活用すれば、プロジェクトを進行する際に発生する議論や質問を、各タスクと紐づけて管理することができます。反対に、メールや外部のチャットツールを用いた場合、どの議論がどのタスクと結びついているのかがわからなくなりがちです。

外部のチャットツールを経由せずにコミュニケーションを取ることができる点は、プロジェクト管理ツールの何気ないメリットと言えます。タスクを始める際に別途チャットツールを開く必要がありませんし、自分がどの議論を追うべきなのか分かりやすいです。

プロジェクトの予算管理機能

一部のツールに搭載されているのが、プロジェクトの予算管理機能。これを活用すれば、予算設定や実績管理などをプロジェクト管理ツール上で完結させることができます。

「予算管理ツールとプロジェクト管理ツールを別々に導入すればよいのではないか」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、プロジェクトに関する情報を一元化できる点は大きなメリットです。

例えば建設業では、作業工程ごとに実行予算を登録したい場合があるでしょう。このようにタスクごとの予算配分が必要な場合には、プロジェクト管理ツール上で予算とタスクを紐づける方が便利なのです。

プロジェクト管理ツールを導入するメリット

プロジェクト管理ツールを導入すると、以下のような多くのメリットが期待できます。

  • タスクの抜け漏れを防止できる
  • チーム内での情報共有・ナレッジ共有を促進できる
  • 予算配分を適正化できる

特に大規模なプロジェクトが多い企業では、こうしたメリットが顕著です。

タスクの抜け漏れを防止できる

プロジェクト管理ツールを導入する最大のメリットは、タスクの抜け漏れを防止できることです。ツール上でタスクを構造化して管理できるため、「重要な作業を見落としてしまった」「前工程が完了していないのに後工程を開始してしまった」といったミスを防ぐことができます。

また、締め切りが近づいたタスクに自動的にリマインドを送ったり、各タスクに紐づいたサブタスクを設定することも可能。例えばAsanaでは、サブタスク単位で日時を指定したリマインドを送信できます。

チーム内での情報共有を効率化できる

プロジェクト管理ツールの2つめのメリットは、チーム内の情報共有を効率化できること。多くのツールではプロジェクト全体の進行状況がメンバー全員に表示されるため、プロジェクト内での自分の役割や進捗状況を客観的に把握しやすくなります。他者の進行状況を確認できる点もメリットです。

また、タスクごとにコメントを設定できるツールもあります。プロジェクトに関する議論をツール上に集約できるため、それぞれの議論とタスクとの関係が分かりやすいです。作業時にチャットツールやメールを別途開く手間も削減できます。

ナレッジを共有することでプロジェクトの属人化を防げる

プロジェクトの属人化を防げる点も、プロジェクト管理ツールを導入するメリットの一つです。

多くのプロジェクトでは、多かれ少なかれノウハウの属人化が発生します。特定の担当者しか把握していない情報があると、その人が離脱した際にプロジェクト全体が停滞しかねません。

プロジェクト管理ツールを活用すると、以下のように属人化を防止できます。

  • プロジェクト全体の進行方法を全体で共有する
  • タスクごとの進め方を閲覧できるようにしておく
  • メンバーごとのスキルや担当を透明化する

万が一メンバーの離脱が発生した場合にも、プロジェクト全体を止める心配がありません。各メンバーのやることが明確にわかるため、引き継ぎにも対応しやすいです。

適正な予算配分ができる

予算管理機能が充実したプロジェクト管理ツールを選択することで、予算配分の適正化につながるというメリットも。

前述した通り、一部のプロジェクト管理ツールでは工程ごとの予算を管理することが可能です。何にどれだけの予算がかかっているのかを明確に把握できるため、予算の無駄を発見しやすくなります。

例えばLarkでは、予算管理とプロジェクト管理を一元化することが可能です。「建設予算テンプレート」など、各業界に特化したテンプレートを用いて簡単に予算を管理できます。

プロジェクト管理ツールを導入する際の注意点・コスト

プロジェクト管理ツールにはさまざまなメリットがありますが、導入すればすぐに効果が得られるツールというわけではありません。ツールが浸透するまでには時間がかかりますし、大規模なプロジェクトの場合にはツールの月額費用などがかさむ可能性もあります。

プロジェクト管理ツールを導入する際には、こうしたデメリットをあらかじめ理解しておくことが大切です。

運用ルールの浸透に時間がかかる場合がある

プロジェクト管理ツールを導入する際の課題の一つが、運用ルールの浸透です。ツールの導入初期には、以下のような課題が発生することがあります。

  • メンバーによって登録するタスクの粒度がバラバラになる
  • タスクのステータス更新が徹底されない
  • 会話が既存のチャットツールとプロジェクト管理ツールに分散する

これらの課題を防ぐためには、明確な運用ルールを定めた上で、メンバー全体へ周知することが大切です。必要に応じて研修やミーティングなどを実施して、全員でプロジェクト管理ツールの運用方法を確認し合う時間を取ってみてください。

各メンバーがプロジェクト管理ツールを使いこなす必要がある

プロジェクト管理ツールは、メンバー全員が日常的に利用するツールの一つ。ITリテラシーや年齢が異なるさまざまなメンバーがツールを活用できるようになるまでには、ある程度の時間が必要です。

特にベテラン社員が独自のやり方でプロジェクトを管理していたり、ITツールに対する苦手意識を持つ社員が多かったりする場合には、導入が難航する可能性があるでしょう。

このデメリットを克服するためには、以下の2点を意識してみてください。

  • 段階的にツールの利用範囲を拡大する
  • ツールの使い方を全員で確認する

まずは小規模な一部のプロジェクトで試験導入して、ノウハウが蓄積した段階で全社的に展開することがおすすめです。前述した運用ルールの共有と合わせて、ツールの使い方を全員で確認する時間を設けることもよいでしょう。

大規模プロジェクト用のツールは月額費用がかさむ可能性がある

大規模プロジェクトでツールを導入する場合、月額費用がかさむことも。ツールを導入する際には、コストに見合った効果があるかどうかを丁寧に検討することが大切です。

参考までに、主要なプロジェクト管理ツールの月額利用料金をまとめました。プロジェクト管理ツールは、「1アカウントあたり月額◯円」という従量課金が主流です。

ツール 月額利用料金(1アカウントあたり)
Lark 1,420円
Asana 1,200円〜
monday.com 1,300円〜
Lychee Redmine 900円〜

1アカウントあたりの相場は、およそ1,000円〜1,500円前後となっています。例えば従業員数が100人の企業でプロジェクト管理ツールを導入する場合、月々のランニングコストは100,000円〜150,000円程度になる計算です。

プロジェクト管理ツールを導入する前に、予算の範囲内で運用できるかどうか必ず確認してください。

プロジェクト管理ツールを比較する際のポイント

プロジェクト管理ツールにはさまざまなものが存在するため、選択肢が多すぎて迷う方も多いです。以下の3点から比較してみてください。

  • UIやUXが使いやすいか
  • 既存システムから乗り換えやすいか
  • プロジェクトの規模感にあっているか

日常的に使うツールだからこそ、使いやすさや機能にこだわってみてはいかがでしょうか。

メンバーが使いやすいUI・UXかどうか

プロジェクト管理ツールを導入するとき真っ先に検討するべきポイントは、使いやすいUIやUXかどうかです。プロジェクト管理ツールは日常的に使うツールなので、操作が分かりづらいと業務効率に大きな影響が出ます。

UIやUXを比べる際のチェックリストは、次の通りです。

  • スケジュール画面やタスク一覧から、必要な情報をすぐに見つけられるか
  • ドラッグ&ドロップなどで直感的にタスクを追加・削除できるか
  • スマホやタブレット端末からも操作できるか
  • 各プロジェクトのステータスがわかりやすく表示されているか

ツールによっては、複数の表示方法に対応している場合もあります。例えばmonday.comは、「メインテーブル」「ガント」「かんばん」という3つの形式から表示を切り替えることが可能です。

実際に使用するメンバーにも操作感を確認してもらいながら、直感的に操作できるかどうかを確認してみてください。

既存システムからの乗り換えが容易かどうか

プロジェクト管理ツールには、既存システムからのデータ移行が問題になりがち。すでにエクセルなどでプロジェクトの進行状況を管理している場合には、既存ツールからの乗り換えが容易かどうかを確認する必要があります。

引き継ぎの際には、データのインポート機能があると便利です。例えばJootoやBrabioは、CSV形式やエクセル形式でのデータインポートに対応しています。既存ツールが別の業務ツールと連携している場合には、これらと引き続き連携できるかどうかも忘れずに確かめましょう。

プロジェクトの規模に合った機能が搭載されているかどうか

プロジェクト管理ツールの想定している規模感も、重要な比較ポイントです。必要以上に高機能なものを選定するとコストが無駄になりますし、機能が不足していると「やりたいことができない」と歯がゆい思いをすることになります。

プロジェクトの規模ごとの重視すべきポイントは、次の通りです。

プロジェクトの規模 重視すべきポイント
〜5人
  • シンプルに操作できるツールかどうか
  • 低価格で利用できるかどうか
6人〜50人
  • チーム連携の機能は充実しているかどうか
  • 全体の進捗を直感的に表示できるか
51人〜
  • 自社に必要な機能(予算管理など)が揃っているか
  • 他ツールとAPI連携できるか

自社の規模で導入すべきか迷う場合は、過去の導入事例などを参考にすることもおすすめです。規模に見合ったツールを選ぶことが、ツールの導入を成功させる鍵となります。

おすすめのプロジェクト管理ツール10選比較

Asana

引用:Asana公式サイト

運営会社 Asana, Inc.
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Asanaは、リスト、カレンダー、ボード、タイムライン(ガントチャート)など、多様なビューでタスクやプロジェクトを管理できるのが大きな特徴です。

また、大規模言語モデル(AI)を活用して、タスクの提案・要約・分析からワークフローの構築までをサポートしてくれるので、複雑なプロジェクトでも効率的に進められます。

さらに、ワークフロー自動化機能を使えば、繰り返し発生する定型作業をルール化して自動化できるため、チーム全体の作業負担を大幅に軽減できます。

【Asanaの特徴】

  • 300以上のアプリと連携可能
  • 使い方講座やセミナーなど導入サポートが充実
  • キャンペーン管理やクリエイティブ制作でも活用可能

CrowdLog

引用:CrowdLog公式サイト

運営会社 株式会社クラウドワークス
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

CrowdLogは、ドラッグ操作やスマホ入力に対応しており、直感的に使いやすい操作性が特徴で、Excelの代替ツールとしても高く評価されています。

また、人件費の設定と合わせてプロジェクトの収支をリアルタイムでモニタリングできるので、予算管理や利益管理がしやすくなる点も特徴です。

さらに、勤怠管理システムと併用することで、勤怠データと工数実績を突き合わせて確認できるため、工数管理の正確性を高められます。

加えて、入力コストを最大95%削減できるので、面倒な集計や手作業の負担を大幅に減らし、管理業務を効率化できるのも魅力です。

【CrowdLogの特徴】

  • 工数・勤怠・ガントチャート管理が可能
  • 赤字をリアルタイムで把握可能
  • Google/Outlookの予定を工数実績に自動登録

TimeCrowd

引用:TimeCrowd公式サイト

運営会社 タイムクラウド株式会社
料金形態 要問い合わせ
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

TimeCrowdは、5,500社以上の導入実績を持つタイムトラッキングツールです。

誰が、どの業務に、どれだけの時間を費やしているかをリアルタイムで時系列に可視化できるので、チームやプロジェクトの稼働状況を一目で把握できます。

また、工数と案件を紐づけて管理できるため、業務の進捗状況や人件費を含めたリアルタイム収支をすぐに確認できるのも特徴です。

これにより、日々の稼働管理だけでなく、プロジェクト全体の利益率やコスト意識を高められます。

【TimeCrowdの特徴】

  • 5,500社以上の導入実績
  • 国産のプロジェクト管理ツール
  • ワンクリックの簡単入力

Lychee Redmine

引用:Lychee Redmine公式サイト

運営会社 株式会社アジャイルウェア
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) フリー:0円
スタンダード:900円/月
プレミアム:1,400円/月
ビジネス:2,100円/月
※価格はすべて税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Lychee Redmineは、カンバン・チケット管理・ガントチャートを一つのツールで集約して管理できるのが特徴です。

また、リアルタイムでリソースの進捗や負荷を可視化できるので、担当者ごとの作業状況やリソースの偏りを把握し、必要に応じてスムーズに調整が行えます。

さらに、プロジェクトに関する情報を一元管理できるため、メンバー同士の認識ズレを防ぎ、効率的に進捗を共有できます。

【Lychee Redmineの特徴】

  • 導入企業7,000社以上
  • プロジェクトの進捗状況をリアルタイムで把握可能
  • プロジェクトの予算消化率も確認可能

タイムデザイナー

引用:タイムデザイナー公式サイト

運営会社 株式会社 Creative Gear
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) Basicプラン:0円
Proプラン:500円
Businessプラン:980円
※価格はすべて税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

TimeDesignerは、タスク管理と工数記録を一体化したツールで、作業時間をストップウォッチでリアルタイムに計測できるのが大きな特徴です。

タスクはTODOリスト・カレンダー・カンバン・ガントチャートなど、自分やチームのスタイルに合わせてさまざまな表示形式で管理できます。

さらに、記録した時間に単価を適用することで、プロジェクトごとの収支を自動で算出・把握できるため、利益管理やコスト意識の向上にも役立ちます。

【タイムデザイナーの特徴】

  • ワンクリックで作業時間を計測
  • 蓄積データをもとに進捗状況や遅延里リスクを把握
  • タスク管理と工数管理を統合したツール

Backlog

引用:Backlog公式サイト

運営会社 株式会社ヌーラボ
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) スターター:2,970円/月
スタンダード:17,600円/月
プレミアム:29,700円/月
※価格はすべて税込
料金(大企業向け) プラチナ:82,500円/月
※価格はすべて税込

Backlogは、国内外で140万人以上のユーザーが利用している信頼性の高いプロジェクト管理ツールです。

ガントチャート表示でスケジュールと進捗を可視化できるため、プロジェクト全体の流れを直感的に把握しやすく、進捗管理や遅延防止にも役立ちます。

操作性もシンプルでわかりやすく、誰でも直感的に使えるUIが多くのユーザーから支持されている点も特徴です。

さらに、ユーザー数は無制限で追加料金がかからないプランも用意されているので、プロジェクトメンバーが増えても安心して使い続けられます。

【Backlogの特徴】

  • チームから大企業までのタスク管理が可能
  • 140万人以上の利用ユーザー数
  • サービス継続率は98.8%

Reforma PSA

引用:Reforma PSA公式サイト

運営会社 株式会社オロ
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 6,000円/月〜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Reforma PSAは、広告・IT・ウェブ制作などの業界特有の業務に特化して設計されたプロフェッショナルサービス向けの管理システムです。

勤怠・工数・収支を一体で管理できるため、人員の稼働状況からプロジェクトごとのコストまで、すべてを一つのプラットフォームで把握できます。

また、工数と案件を紐づけることで、プロジェクトごとの収支をリアルタイムで可視化できるので、利益管理やコスト意識の向上にもつながります。

さらに、小〜中規模の企業でも始めやすいスモールスタートに対応しているので、必要な機能から段階的に導入できるのも大きな特徴です。

【Reforma PSAの特徴】

  • 500社以上の導入実績
  • クリエイティブ業界向けのツール
  • スモールスタートにも対応可能

Jooto

引用:Jooto公式サイト

運営会社 株式会社PR TIMES
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 無料プラン:0円
スタンダードプラン:417円
ビジネスプラン:980円
※価格はすべて税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Jootoは、カンバン方式+ドラッグ&ドロップの直感操作でタスク管理ができるシンプルさと使いやすさが特徴の、クラウド型プロジェクト管理ツールです。

また、複数のプロジェクトを横断的に管理できるダッシュボード機能を備えているので、チームや部署をまたいだ進捗状況を一目で把握できます。

導入実績は2,500社以上と多くの企業に選ばれており、最近ではAI連携機能も搭載され、タスクの自動提案からボード作成までをAIがサポートしてくれる点も魅力です。

【Jootoの特徴】

  • 導入企業は2500社以上
  • ドラッグ&ドロップの直感操作でタスク管理が可能
  • AIとの連携で業務効率向上

Trello

引用:Trello公式サイト

運営会社 Atlassian Corporation Plc
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) フリー:無料
Standard:5ドル
Premium:10ドル
料金(大企業向け) Enterprise:17.5ドル

Trelloは、カンバン式ボードでカードをドラッグ&ドロップしながら直感的にタスク管理ができる人気のプロジェクト管理ツールです。

さらに、Inbox機能を使えば、メールやSlack、Siriなどからタスクを直接カードとして取り込むことができるので、情報の集約や追加がスムーズにできます。

また、業務別の豊富なテンプレート(雛形)も用意されているため、初めてのプロジェクトでもすぐにボードを構築してチームで活用しやすいのが特徴です。

【Trelloの特徴】

  • メール・Slack・Siriなどからタスクをカードに直接取り込み
  • Butlerの自動化でワークフローを自動化可能
  • 業界別のテンプレートあり

OBPM Neo

引用:OBPM Neo公式サイト

運営会社 株式会社システムインテグレータ
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 10ライセンス:105,000円
20ライセンス:157,500円
30ライセンス:189,000円
40ライセンス:231,000円
50ライセンス:262,500円
料金(大企業向け) 要問い合わせ

OBPM Neoは、国内で唯一、PMBOKに準拠した国産のプロジェクト管理ツールとして、多くの企業に導入されています。

品質・コスト・スケジュール(QCD)を統合管理できるのが大きな特徴で、進捗や原価、リスクなどをまとめて把握することで、プロジェクトの透明性と正確性を高められます。

また、リアルタイムで可視化できるダッシュボードを搭載しているので、作業状況や予算の進捗を一目で確認でき、適切なタイミングで軌道修正が可能です。

さらに、会計システムとの連携機能も備えているため、プロジェクト収支の管理から月次や期末の締め作業までをスムーズに進められるのも魅力です。

【OBPM Neoの特徴】

  • 国内で唯一PMBOKに準拠
  • 1000人以上の大企業も利用可能
  • コストをリアルタイムで見える化

プロジェクト管理ツールの導入検討時によくある質問

プロジェクト管理ツールを導入する際には、多くの疑問が浮かぶものです。特に、無料利用できるツールがあるか、なぜエクセル管理しないのかなどは、多くの方が気になるポイントでしょう。

記事の最後に、プロジェクト管理ツールの導入検討時によくある質問へまとめてお答えします。

無料で利用できるプロジェクト管理ツールはありますか?

無料で利用できるプロジェクト管理ツールも数多く存在します。例えば、以下のツールはすべて無料利用することが可能です。

  • Asana
  • Wrike
  • Jooto
  • Trello
  • Brabio!

ただし、これらはいずれも完全無料のツールというわけではなく、複数あるプランのうちの一つとして無料プランを利用できる仕組みになっています。有料プランと比べると、プロジェクトの人数や件数などに制限があるケースがほとんどです。

なお、参加人数が10名前後の比較的小規模なプロジェクトであれば、無料でもあまり不便を感じることはないでしょう。AsanaやJootoといった人気ツールは、いずれも無料版のユーザー数制限が10名となっています(2025年現在)。

予算管理・原価計算ができるプロジェクト管理ツールはありますか?

予算管理原価計算機能を備えたプロジェクト管理ツールも存在します。製造業や建設業などのコスト管理が重要な業種では、これらの機能が不可欠といえるでしょう。

例えばLychee Redmineは、予算管理機能が充実したプロジェクト管理ツールの一つです。プロジェクトごとに予算を設定できるとともに、実際にかかったコストと予算を比較できます。

ちなみに、予算管理機能を重視する場合は、「プロジェクト収支管理システム」や「予算管理システム」の中にもイメージに近いものが見つかるかもしれません。建設業の場合には、プロジェクト管理ツールではなく「工程管理システム」と呼ばれることもあります。また、Larkなどのグループウェアを検討することもおすすめです。

なぜエクセルなどでの管理ではなくプロジェクト管理ツールを導入した方が良いのですか?

プロジェクト管理ツールを利用すべき最大の理由は、ずばり大規模なプロジェクトの進行状況を効率的に管理できるから。

確かに小規模なプロジェクトなら、エクセル管理でも問題ないかもしれません。しかし、一つのプロジェクトに複数のタスクが紐づき、さらにその下に無数のサブタスクが紐づく、といった規模になると、エクセルでの対応は難しいでしょう。情報が複数のエクセルファイルに分散すると、どの情報がどこにあるのかわからなくなる可能性もあります。

さらに、通知やリマインド機能を利用できる点も、プロジェクト管理ツールを利用するメリットです。カレンダーツールやリマインダーを別で利用するよりも効率的ですし、記事の前半でも解説した通りタスクの抜け漏れを防ぐことにもつながります。

まとめ

大規模なプロジェクトを管理するうえで必要不可欠プロジェクト管理ツール

プロジェクト管理ツールを導入すると、タスクの進行状況をわかりやすく把握できます。情報はリアルタイムで共有されるため、各メンバーの状況を把握することも簡単です。チャット機能やコメント機能が搭載されているツールを選べば、チーム内のコミュニケーションも活性化します。

プロジェクト管理ツールを比較する際は、UIやUXを重点的に検討することをおすすめします。無料プランを用意しているツールがほとんどなので、小規模なプロジェクトでまずは試験運用してみてください。

本記事の内容が、プロジェクト管理ツールを選ぶ際の参考になれば幸いです。

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