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作成日:2025年09月21日  更新日:2025年09月21日

【2025年最新】メール配信システムのおすすめ比較10選|業界別・機能別で人気のメール配信システムを解説

メールマーケティングを促進したい企業担当者の方へ。

「メールの大量配信に手間がかかっている」

「ステップメールやメールマガジンを導入する方法がわからない」

このような悩みをお抱えではありませんか?

メール配信システムは、メールでのマーケティングに欠かせないツールです。導入すると、1,000万通を超える大量のメールを効率よく配信できるようになります。

本記事では、メール配信システムのおすすめ比較10選をご紹介。メール配信システムの基本機能やメリット、比較する際のポイントも詳しく解説します。

ぜひこの記事を参考にメール配信システムを導入し、自社のメールマーケティングを効率的に進めていきましょう。

ぜひこの記事で、メール配信システムの理解を深めていきましょう。

メール配信システムとは?

メール配信システムとは、企業が大量の顧客に対して効率的にメールを送信するためのツールのことです。

昨今ではSNSでの集客が注目されていますが、メールもまだまだ顧客との重要なコミュニケーション手段の一つ。総務省が2025年5月に公表した「通信利用動向調査」によると、インターネットの利用目的のうち「電子メールの送受信」は78.6%に及んでおり、現在でもメールは多くの顧客にとって身近な存在であることが伺えます。

メール配信システムは、そんなメールを通じて顧客と接点を確保するうえで欠かせないツールです。大量の顧客リストを活用しながらメールを自動送信できますし、到達率の測定や配信履歴の分析などのマーケティング施策も展開できます。

参考:総務省「令和6年通信利用動向調査(ポイント)

大量の顧客リスト宛に一斉にメールを送信できる

メール配信システムとは、大量の顧客に対して一斉にメールを送信できるようにするためのツールです。

メール配信システムを利用すると、1,000件〜10,000件に及ぶ大量の顧客に対して、ワンクリックで一斉にメール配信できるようになります。手動で1件ずつ送信する必要がないため、営業やマーケティングでの業務負荷を大幅に軽減できます。

また、送信エラーや不達となったメールアドレスを自動で検出し、次回配信時に除外する機能も搭載。無駄なメール配信を極力減らしつつ、効率よくマーケティングを進められるというメリットがあります。

GmailやOutlookのBCC機能とは異なる

メール配信システムは、GmailやOutlookのBCC機能と一見よく似ています。しかし、実際のところ両者にはさまざまな違いがあります。

主な違いをまとめると、次の通りです。

BCC機能 メール配信システム
配信件数 1回に500件程度まで 数万件規模も可能
マーケティング機能 なし あり
到達率 迷惑メール判定されやすい 到達率が高い
セキュリティ 最低限 誤送信防止機能

配信承認機能などが豊富

まず、GmailやOutlookのBCC機能では一度に送信できる宛先数に制限があるため、大量配信には向いていません。配信結果の分析や不達メールの検出、効果測定も困難ですし、プロバイダやメールソフトによって迷惑メールと判定される可能性も高いです。

一方、メール配信システムは大規模な一斉配信を想定して設計されているため、数万件規模でも確実にメールを届けることができます。開封率やクリック率なども細かく分析できるため、メールマーケティングを行う際に大変便利です。セキュリティ面でも、誤送信防止機能やメール配信の承認機能など、企業での利用に便利な機能が多数搭載されています。

大規模なメールマーケティングを実施したい場合は、ぜひメール配信システムを導入してみてはいかがでしょうか。

シンプルな配信システムからマーケティング機能がついたシステムまで様々ある

一口にメール配信システムといっても、その機能は製品によって千差万別。シンプルな一斉配信機能のみを搭載した製品から、高度なマーケティング機能を備えた本格的なシステムまで、さまざまな選択肢があります。

基本機能に特化した製品は導入コストが低く、操作も簡単です。個人事業主やメールの送信件数がそれほど多くない企業では、シンプルな製品が向いています。例えばWiLL Mailやコンビーズメールプラスといった製品はシンプルで使いやすく、初期費用もかかりません。

一方、大企業で本格的なメールマーケティングを実施する場合は、機能性を重視して製品を比較しましょう。例えばマーケティング機能が充実した製品では、顧客の行動履歴を考慮した自動配信やA/Bテスト、詳細なセグメント配信などが可能です。CRMやSFAなど、他のビジネスツールとAPI連携できる製品もよいでしょう。

メール配信システムの機能やできること

メール配信システムには、メールマーケティングを支援するためのさまざまな機能が搭載されています。

代表的な機能は、次の通り。

  • メールの一斉配信機能
  • 顧客属性に応じた配信機能
  • ステップメールの配信機能
  • マーケティング機能

これらの機能をうまく活用することで、自社のマーケティングを大幅に強化することができます。

大量の宛先へ一斉にメールを配信できる

メール配信システムには、数千から数万件の宛先に対して同時にメールを送信できる機能が搭載されています。例えば「全国の顧客50,000人に新商品のお知らせを一度に送信したい」といった場合、顧客リストさえあればワンクリックで配信可能です。

一斉配信のメールは、事前に配信日時を設定しておくこともできます。これを活用すれば、「セール開始のメールを月曜日の朝9時に配信する」「毎週金曜日の夜21時にメールを送信する」といったことが実現できるように。キャンペーンの開始時間や開封率の高いタイミングに合わせ、正確に一斉配信を実行できます。

また、配信中にエラーが発生した場合には、自動でリトライ処理を行うことも可能です。例えばメールサーバーが混雑していてメールが届かなかった場合には、システムが自動的に時間をおいて再送信してくれます。

年齢、性別、居住地などで送信先を絞り込むことができる

効果的にメールマーケティングを行うためには、ターゲットを絞った配信が欠かせません。メール配信システムでは、顧客リスト内の属性データを活用しながら、配信先を細かくセグメント分けすることができます。

例えば、次のような情報に基づいて、顧客ごとにメールを出し分けることが可能です。

  • 年齢層
  • 性別
  • 居住地域
  • これまでの購入履歴

こうした機能を活用すれば、単に顧客全体へメールを一斉送信する場合に比べて、より商材に興味を持ってもらいやすくなるでしょう。もちろん、開封率やコンバージョンレートなどのKPI向上にもつながります。

例えばSalesforce社のMarketing Cloudは、顧客のセグメント分け機能が充実した製品の一つです。ドラッグアンドドロップによる直感的な操作に対応しているので、初心者でもスムーズに操作できるでしょう。

あらかじめ設定したシナリオに沿って自動でメールを配信できる

事前に設定したルールに従って、メールを自動で配信する機能。顧客の行動や属性に応じて、最適なタイミングで最適な情報を届けることができます。

リードナーチャリングでは、この機能が欠かせません。例えばBtoBの場合、以下のように資料請求後のフォローへ活用できます。

  1. 資料ダウンロード直後:フォローアップメールの送信
  2. 3日後:ダウンロードした資料に関するお役立ち情報の案内
  3. 7日後:成功事例や顧客からの口コミなどの紹介
  4. 15日後:新たな関連サービスの案内

またBtoCの場合は、ECサイトでのカゴ落ちに対してリマインドメールを配信したり、誕生日メールの配信などに活用したりするケースが多いです。自社のニーズに応じて柔軟なタイミングでメールを配信できるため、顧客エンゲージメントの向上が見込めます。

開封率やクリック率などの計測ができる

メール配信システムの中には、細かな効果測定に対応しているものも。

例えば開封率やクリック率、配信到達率、購読解除率などの情報を用いて、自社のマーケティング効果を定量的に測定することが可能です。これらの情報は、メール配信のタイミングやメールマガジンの内容を決めるときに役立ちます。定量的な効果検証を重ねることで、データドリブンなマーケティングにつながるでしょう。

さらに高度な機能としては、A/Bテストによって件名や配信時間の違いによる効果を比較できたり、メールの配信結果をレポート形式でわかりやすくまとめてくれたりといったものがあります。

例えばWiLL Mailでは、開封率やクリック率をグラフやヒートマップでリアルタイムに把握することが可能です。Google Analyticsとの連携にも対応しているので、メールからサイトを訪問したユーザーのコンバージョンを測定することもできます。

メール配信システムを導入するメリット

メール配信システムを導入すると、大量のメールを効率よく配信できるように。手動でメールを送る場合よりも迷惑メール判定されづらいため、情報を確実に顧客まで届けることができます。

さらに、マーケティングの促進やセキュリティの強化なども、メール配信システムを導入するメリットの一つです。

配信作業を大幅に効率化できる

メール配信では、配信効率が必要不可欠です。

従来のように手動で送信していると、そもそもメールの宛先を設定するのに膨大な時間がかかってしまいます。さらに、通常のメールソフトのBCC機能を利用するとサーバーに負荷がかかってしまうため、一斉送信では500通程度が限界です。

メール配信システムを導入すると、大量のメールを効率よく一斉送信できるように。手動配信では数時間かかっていた準備作業が、数分で完了します。宛先リストの管理やメールの作成、配信実行までを一つの画面で完結できるため、複雑な作業は必要ありません。

また、メールの配信処理も高速です。具体的な配信件数は製品によって差が出ますが、概ね1時間で100万件程度であれば余裕を持って処理できます。Cuenote FCやWEBCAS e-mailといった一部の製品は、いずれも1時間に1,000万件の高速メール配信が可能です。

配信先で迷惑メールへの振り分けを防ぐことができる

せっかくメールを配信するのであれば、確実に顧客へ情報を伝えたいもの。メール配信システムからメールを配信すると、受信側の迷惑メールフィルターに引っかかりにくくなるというメリットもあります。

多くのメールサーバーでは、同じメールを短時間に大量受信した場合、迷惑メールとして処理します。仮にアドレスが別々でも、例えば複数のGmailアドレス宛に同じ内容を大量送信すると、Gmailのサーバー側が弾いてしまうのです。

メール配信システムでは、こうした迷惑メール判定に引っかからないようにするための機能を多数搭載。IPアドレスを分散して送信する、受信側サーバーの許容範囲内でメールの配信ペースを調整するなど、極力迷惑メールと判定されないようにさまざまな工夫を行っています。

また、送信ドメイン認証機能がある点もメリットの一つです。送信ドメイン認証とは、簡単に言えば「メールがなりすまし送信されていないか?」を判定する仕組みのこと。メール配信システムでは、DKIM署名やSPFレコードの公開を通じて送信ドメイン認証に対応しているので、なりすましメールと判定される可能性が低いのです。

メール配信の効果測定やマーケティング戦略の立案ができる

メール配信システムを使うと、メール配信の効果を数値で詳しく把握できるように。

例えば、以下のようなKPIを追跡することが可能です。

  • 到達率
  • 開封率
  • クリック率
  • コンバージョン率

これらを細かく分析することで、自社のメールマーケティングのどの部分に課題があるのかが見えてきます。例えば「到達率と開封率は高いのに、クリック率の段階で大きく数値が低くなっている」という場合には、メール本文の内容やリンクの設置位置に問題があるのかもしれません。「開封率が低い」という場合には、タイトルや配信時間などを見直す必要があります。

さらに、上記のKPIは顧客一人ひとりと紐づけて計測することが可能。例えば顧客の年齢ごとにメールの開封率を比較したり、過去の購入履歴とメールのクリック率の関係性を分析したりすることができます。Salesforce、Hubspot、kintoneなど、他のSaaSツールとノーコードで連携できる製品も多いです。

個人情報保護や誤送信リスクを減らせる

メール配信には、いわゆる「事故」がつきものです。メール内容の小さなミスであれば問題ないかもしれませんが、宛先のミスや個人情報の流出などは取り返しがつきません。

メール配信システムには、このような誤送信を防止するためのセキュリティ機能が多数搭載されています。例えば配信前に承認フローを設定し、複数人で内容や宛先のチェック体制を構築することが可能です。「上長が許可した場合のみメールを配信する」など、セキュリティに配慮した運用ができます。

また、メルマガの配信では数万人規模の個人情報を扱う場面も少なくありません。メール配信システムではこれらを適切に管理できるよう、情報の暗号化やアクセス権限の管理といったセキュリティ対策が施されています。ISO27001などの国際規格を取得しているベンダーも多いです。

メール配信システムを導入する際の注意点やコスト

メール配信システムの導入にはさまざまなメリットがある一方で、事前に把握しておくべき注意点も存在します。

特に初期費用や運用コストは予想以上にかさむケースもあるので、入念にチェックしておきたいところ。メール配信システムを利用するためには社内教育も必要なので、教育コストも念頭に入れておく必要があります。

初期費用がかかる

メール配信システムの導入には初期費用が必要。具体的な金額は製品によって異なりますが、概ね数千円〜数万円程度の費用が発生することが一般的です。ただし高機能な製品やカスタマイズが必要な場合では、初期費用の総額が10万円を超えるケースも珍しくありません。

参考までに、人気メール配信システムの初期費用をまとめました。

製品 初期費用 おすすめの企業規模
オレンジメール 12,800円〜 中小企業
Synergy! 118,000円〜 大企業
List Finder 100,000円〜 大企業

上表の初期費用は、主に送信ドメイン認証設定などを含む初期設定の対価と考えておきましょう。自社データベースとの連携やデータ移行作業も外部へ委託する場合には、これ以上の費用がかかることもあります。導入前に細かく見積もりを取り、自社の予算内で運用を開始できるかどうかを念入りにチェックすることが大切です。

なお、下記の製品は初期費用が無料。導入時の負担を少しでも抑えたい場合は、これらの製品も検討してみてください。

  • WiLL Mail
  • コンビーズメールプラス
  • VPS-NEO

従量課金の場合は送信量次第でコストがかさむ

多くのメール配信システムでは、配信通数や顧客数に応じた従量課金制を採用しています。月間の利用量が増加すると、それに比例して利用料金も上昇するため注意が必要です。

配信数に応じた従量課金の場合、以下が料金の相場となっています。

件数(月間) 月額料金
5,000通 3,000円〜5,000円
15,000通 10,000円〜15,000円
30,000通 15,000円〜20,000円

おおよそ1件0.5円〜1円程度が目安ですが、単純に金額が配信件数に比例するというわけではなく、配信件数が多くなればなるほど1件あたりの費用は安くなる傾向があります。WiLL Mailのように、上限を設けたうえで定額制にしている製品も多いです。

MAに近いメール配信システムでは、顧客数に応じた課金となっているケースも。この場合、顧客1人あたり2円〜2.5円程度が相場です。例えば1,000件のアドレスにメールを送信する場合、月額2,000円〜2,500円程度が必要になります。

いずれにせよ、送信数が多い場合には定額制を、そうでない場合には従量課金制を選択した方が有利です。また、時期ごとに配信件数が大きく上下する場合は、従量課金制が向いています。

システムの使い方を社員に教育する必要がある

メール配信システムを導入するときは、社員の教育コストも考慮する必要があります。

これまで手動でメールを送信していた場合は、新たなシステムの操作方法を習得する際に時間がかかりがち。特にマーケティングやデータ分析機能などを備えた高機能なシステムでは、研修の実施やマニュアルの作成など、本格的なトレーニングが必要になるでしょう。

社員にメール配信システムへ慣れてもらうためには、まず簡単な機能から使い始めてもらうことが重要です。いきなり高度なデータ分析機能に手を出さず、最初は基本的なメールの一斉配信から使いこなせるようになってもらいましょう。

また、ベンダーの実施するセミナーへ参加することも効果的。例えば配配メールでは、定期的に無料のメールマーケティングセミナーを開催しています。メール配信システムに慣れることはもちろん、KPIの見方やコンテンツ作成の手法といった、メールマーケティング全般の知識を習得できます。

メール配信システムを比較する際のポイント

メール配信システムを本格的に比較する際には、以下の4点を意識しましょう。

  • 自社の規模にマッチしているか
  • 従量課金制か定額制か
  • 機能要件は十分か
  • サポートは十分か

単に「料金が安いから」「たまたま目に入ったから」といった理由で導入を決めるのはおすすめできません。できる限り、複数社の製品を比較検討することが大切です。

まずは製品の想定している規模感で大まかに絞り込み、次に料金システムや機能要件、サポートなどを詳しく比べてみてください。

自社の規模に合ったシステムかどうか

真っ先に比較しておきたいポイントが、自社の規模にあった製品かどうか。

自社の実施したいメールマーケティングの規模に応じて、適切な規模感のメール配信システムを選択することが重要です。中小企業ではシンプルで手軽なシステムが向いていますし、大企業では高度な機能や他製品との連携を重視する必要があります。

特に製品によって差が出やすいポイントが、対応しているメール配信の速度です。多くのメール配信システムは「一斉配信」を謳っていますが、実際に数万件〜数百万件規模のメールを送信する場合、アドレスごとに到達時間に差が出るケースがほとんど。配信速度が遅いシステムでは、重要な告知を配信する際に不便です。Cuenote FCやWEBCAS e-mailなどは毎時1,000万通以上の高速送信に対応しているため、大企業ではこうした大量配信向きシステムがおすすめです。

中小企業の場合は、手軽に利用できる製品が向いています。例えば「AutoBiz」は月額3,520円、「める配君」は月額1,980円〜で利用可能です。

また、WiLL MailやSynergy!、Account Engagementなどは企業規模を問いません。これらはスケールしやすいため、中小企業から大企業まで幅広くおすすめです。

配信量によって従量課金制か月額制かを選ぶ

製品の費用対効果を最大化するためには、料金体系も念入りにチェックしましょう。

多くの製品は、下記のうちいずれかの料金体系を採用しています。

  • 従量課金制
  • 月額制

従量課金制のメリットは、配信量が少ない月のコストを抑えられること。一方、定額制では配信量を気にせず積極的にメール配信することが可能です。

配信量が一定の場合は定額制プランが向いており、配信量に月・季節ごと変動がある企業では従量課金制が適しています。自社のメール配信量を予測したうえで、最適な料金プランを選択することが重要です。

なお、メール配信システムの料金体系は、個別見積もりで決めているベンダーも少なくありません。こうした製品を導入する場合は、自社の想定している運用方法などを詳しく担当者へ相談してみてください。

必要な機能が揃っているかどうか

せっかく製品を導入しても、自社に必要な機能が揃っていなければ不便な思いをしてしまいます。メール配信システムの比較時には、機能要件も必ず確認してください。

基本的な配信機能だけでなく、セグメント配信自動配信効果測定A/Bテストなど、マーケティングに必要な機能の有無をチェックすることが重要です。

特に重要な機能としては、次のようなものが挙げられます。

  • HTMLメールエディタ機能
  • ステップメール機能
  • API連携機能
  • 迷惑メール対策機能

HTMLメールエディタ機能とは、Webサイトのようにデザインされた見栄えの良いメールを直感的に作成できる機能のこと。この機能を使えば、カラフルで見やすいメールを簡単に作成でき、メールの開封率向上やコンバージョンの増加につながります。

このほか、ステップメール機能やAPI連携もチェックしておきたいポイントの一つです。迷惑メール対策機能も各ベンダーが独自に実装しているため、製品によって差があります。

導入時やシステムトラブル時に適切なサポートがあるかどうか

メール配信システムを運用する際には、ベンダーによるサポート体制があると安心です。導入時のセットアップサポートはもちろん、運用中の技術サポートやトラブル発生時の緊急対応など、導入後のサポート内容も詳しく確認しましょう。

特に、企業ごとに担当者がつく製品は安心です。例えばList Finderは、導入後に6ヶ月間の伴走サポートがあります。導入時の疑問点などをいつでも相談できるため、初めてメール配信システムを運用する企業でも安心です。WEBCAS e-mailも、全プランに無料サポートが付属しています。

ちなみに、サポートの方法も製品によって差が出がち。例えばサポートがメールのみに限定されている製品だと、「その場でトラブル対応してもらいたい」といった場合に不便です。自社にトラブル対応できるエンジニアがいない場合などは、電話やビデオ通話による24時間サポートを実施している製品が向いています。

おすすめのメール配信システムランキング10選

配配メール

引用:配配メール公式サイト

運営会社 株式会社ラクス
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 要問い合わせ
料金(大企業向け) 要問い合わせ

配配メールは、ドラッグ&ドロップ操作で、初心者でも簡単にスタイリッシュなHTMLメールを作成できます。

さらに、開封率やクリック状況の分析に加え、最適な配信時間を可視化するヒートマップ分析やABテスト機能も搭載しています。

トラップアドレスの除外(アドレスクリーニング)や分散配信により、スパム判定を回避し、高い到達率を維持することが可能です。

【配配メールの特徴】

  • 導入実績は10,000社以上
  • 永年無料のサポート体制
  • CRMや顧客管理とシームレスに連携可能

Marketing Cloud

引用:Marketing Cloud公式サイト

運営会社 Salesforce, Inc.
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) Starter Suite:3,000円
Growth Edition:180,000円
料金(大企業向け) Advanced Edition:390,000円

Marketing Cloudは、メール、モバイル、広告、SNSなど、複数チャネルに対応したマーケティングを一元管理できます。

顧客の行動に応じて自動的にキャンペーンを設計して、顧客データをもとにコンテンツを生成し、最適な配信タイミングの提案や広告の最適化も自動で行います。

さらに、Data Cloudを活用して社内外のさまざまなデータを集約し、リアルタイムでアクションにつなげることが可能です。

【Marketing Cloudの特徴】

  • AIによる自動化と生成支援
  • 国内だけでなく世界中で使われているツール
  • 中小企業向けのマーケティング対応

Will Mail

引用:Will Mail公式サイト

運営会社 株式会社サパナ
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) シンプルプラン:4,000円/月
プレミアムプラン:12,000円/月
※価格は税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Will Mailは、ドラッグ&ドロップ操作で、専門知識がなくても直感的にスタイリッシュなHTMLメールを作成できます。

スマートフォンにも完全対応したレスポンシブデザインを採用している点も特徴です。

また、配信性能は毎時100万通と高水準で、IP分散によるスパム回避機能も備えています。

さらに、開封率・クリック率・コンバージョン率をリアルタイムで確認でき、ヒートマップ解析やファーストタッチ分析など、12種類以上の分析機能にも対応しています。

【Will Mailの特徴】

  • 1ヶ月ごとに最適なプランが選べる
  • 2,800社以上の導入実績
  • 多彩な分析機能搭載

ブラストエンジン

引用:ブラストエンジン公式サイト

運営会社 株式会社ラクスライトクラウド
料金形態 従量課金制
料金(中小企業向け) 10,000通:3,000円/月〜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

APIとSMTPリレーに特化した設計で、既存システムとの連携が容易なため、開発負担を大幅に軽減できます。

メール到達率は99%以上と高水準で、国内キャリアに最適化された送信ロジックにより高い信頼性を実現しています。

さらに、国内データセンターを採用し、専任スタッフによる日本語での電話・メールサポートも提供している点も特徴です。

【ブラストエンジンの特徴】

  • 99%以上の高いメール到達率
  • 低価格かつ柔軟な料金体系
  • 24時間365日のサポート体制

List Finder

引用:List Finder公式サイト

運営会社 株式会社Innovation X Solutions
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) フリー:0円
ライト:初期費用10万円+45,000円
スタンダード:初期費用10万円+69,000円
プレミアム:初期費用10万円+92,000円
料金(大企業向け) 要問い合わせ

List Finderは、BtoB向けに必要な機能だけを備えたシンプルなUIで、初めて導入する企業でも扱いやすい設計です。

基本機能は無料で利用できるため、テスト導入にも最適です。

見込み度の高い企業や個人にはスコアが付与され、自動でフォロー通知が送られます。

さらに、初期運用代行やメール設計支援などのサポートもあり、MA活用をスムーズに進められます。

【List Finderの特徴】

  • 無料プランからお試し利用できる
  • 最大半年間は専任コンサルタントが併走
  • 誰でも使いこなせるシンプルなMA設計

VPS-NEO

引用:VPS-NEO公式サイト

運営会社 ピーアールジャパン株式会社
料金形態 従量課金制
料金(中小企業向け) お試し:1,500円(1,000名まで)
エントリー:初期費用1万円+6,300円(4,000名まで)
ブロンズ:初期費用1万円+7,800円(7,500名まで)
シルバー:初期費用1万円+15,600円(2万名まで) など
料金(大企業向け) 要問い合わせ

VPS-NEOは、ドラッグ&ドロップ操作で簡単にHTMLメールを作成できます。

動画付きマニュアルやオンライン個別相談も用意されており、初心者でも安心して利用を始められます。

ステップメールや属性差し込み、API連携、アカウント制限、マイページ作成など、幅広い機能を柔軟にカスタマイズ可能です。

さらに、各ユーザーには専用の仮想サーバーが提供されるため、他社の影響を受けず安定した配信が可能です。

【VPS-NEOの特徴】

  • 継続率90%以上、満足度95%の高評価
  • 専用サーバーを利用しているため到達率が高い
  • ユーザーの声を反映した100以上の機能を搭載

アララ メッセージ

引用:アララ メッセージ公式サイト

運営会社 アララ株式会社
料金形態 従量課金制
料金(中小企業向け) 5万通:9,500円/月〜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

アララ メッセージは、毎時100万通の配信が可能な高速エンジンを搭載し、大量送信でも遅延なく対応できます。

EC、CRM、基幹システムなどともスムーズに連携でき、エンジニアの負担を軽減します。

HTMLメールは150種類以上のテンプレートとドラッグ&ドロップ操作で、直感的に作成が可能です。

さらに、国産サービスならではの手厚いサポート体制を備え、日本語対応はもちろん、技術面や運用面の指導まで対応できる窓口があります。

【アララ メッセージの特徴】

  • 国産メール配信ツール
  • 150種類以上のテンプレート
  • 毎時100万通配信が可能な高速エンジンを搭載

ワイメール

引用:ワイメール公式サイト

運営会社 株式会社イグレックス
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) 4,980円(税抜)/月〜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

ワイメールは、読者登録数や配信数は無制限で、定額内で使い放題のため、コストを固定しやすく安心です。

配信は独立した仮想サーバーと専用IP環境で行われるため、他ユーザーの影響を受けず、安定した高到達率を実現します。

さらに、自動配信・予約配信・定期送信など、柔軟な設定にも対応しています。

【ワイメールの特徴】

  • 配信数無制限
  • 5,000社以上の導入実績
  • 継続率は99%以上

ブラストメール

引用:ブラストメール公式サイト

運営会社 株式会社ラクスライトクラウド
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) Lightプラン:4,000円/月
Standardプラン:8,000円/月〜
Proプラン:30,000円/月〜
※価格は税抜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

ブラストメールは、法人や自治体を含む25,000社以上が導入し、14年連続で導入シェアNo.1を誇ります。

メールアドレス3,000件までなら月額4,000円から利用でき、大規模配信にも対応可能です。

独自開発の配信基盤により、最大毎時1,150万通の高速メール送信が可能です。

さらに、開封率・クリック率・CTRをリアルタイムで確認でき、結果はCSV形式で出力することもできます。

【ブラストメールの特徴】

  • 25,000社以上が導入実績
  • 14年連続で導入シェアNo.1
  • 大規模メール配信サービスが低コストで利用可能

Cuenote FC

引用:Cuenote FC公式サイト

運営会社 ユミルリンク株式会社
料金形態 月額定額制
料金(中小企業向け) Premiumプラン:初期費用3万円〜+5,000円/月〜
専用ASPプラン:初期費用20万円〜+167,500円/月〜
料金(大企業向け) 要問い合わせ

Cuenote FCは、独自開発のMTA(配信エンジン)により、毎時1,000万通以上、月間では81億通の配信実績があります。

導入時から運用中まで、専門窓口による手厚い支援体制が整っているため安心です。

提供形態はクラウド型ASPに加え、大規模顧客向けにはオンプレミスにも対応可能です。

配信数は無制限の定額料金制を採用しており、配信通数の上限を気にせず安定したコスト管理が行えます。

【Cuenote FCの特徴】

  • 毎時1,000万通以上の配信実績
  • 配信数無制限の定額料金体系
  • ステップメール/予約配信機能搭載

メール配信システム導入時によくある質問

メール配信システムの導入時には、多くの疑問が浮かぶでしょう。特に、コスト面や法律面などが不安な企業担当者の方も多いのではないでしょうか。

この記事の最後に、メール配信システムを導入する際に寄せられる疑問についてまとめてお答えします。

無料で利用できるメール配信システムはありますか?

無料で利用できるメール配信システムも存在します。個人事業主や小規模な企業で利用を始める場合は、これらを活用することもおすすめです。

無料プランがある主なメール配信システムは、次の通り。

  • List Finder
  • オレンジメール

List Finderでは、顧客が100人までであれば無料プランが利用できます。ユーザーIDが1名分しか登録できないなどの制限はありますが、メール配信以外にも多くのマーケティング機能を無料で利用できるため人気です。

オレンジメールも、メルマガ登録者数が100人までなら無料で利用できます。ただし、こちらは180日間の期間制限付き。この期間内であれば有料プランと全く同じ機能を使うことができますが、継続的に無料で運用することはできません。

メール配信システムを利用すれば迷惑メールフォルダに振り分けられなくなりますか?

メール配信システムを利用すると、迷惑メールフォルダへ分類されてしまう可能性を極力減らすことができます。ただし、迷惑メール判定を完全に回避できるわけではありません。

迷惑メール判定には、主に次の2つが関わっています。

  • ISP(インターネット接続サービスの事業者)
  • 受信者側のメールソフト(GmailやYahooメール)

ISPによる迷惑メール判定では、主に送信元のIPアドレスドメインをチェックしています。例えば過去にスパムメールが配信されたIPアドレスからのメールは、このタイミングでブロックされる仕組みです。

GmailやYahooメールといった受信者側のメールソフトでは、配信内容や頻度などを基準に独自のアルゴリズムでフィルタリングを行っています。

メール配信システムでは、IPアドレスの分散や送信間隔の調整などを行うことで、ISPによる迷惑メール判定を防いでいます。メールソフト側の迷惑メール判定も、オプトアウトの表示などによって一定程度は回避することが可能です。

なお、メール配信システムを利用した場合、メールの到達率はおよそ90%〜95%が目安。完全に到達率を100%にすることは難しいものの、手動配信する場合と比べて大幅に迷惑メール判定されづらくなることは間違いありません。

メール配信で守るべき法律はありますか?

メールを配信する際には、「特定電子メール法」を遵守する必要があります。

特定電子メール法では、事前同意のない広告メール配信の禁止、送信者情報の明記、配信停止方法の提示などが義務付けられています。広告・宣伝メールであれば全般的にこの法律の対象となるため、メールマガジンやステップメールを配信する場合には注意が必要です。

実際、過去には「同意を得ずにメールを配信した」「送信者情報を表記せずにメールを配信した」といった理由で、措置命令が下された事例もあります。違反した事業者の情報は総務省のWebサイトで公開されるため、企業ブランドに影響する可能性も否めません。

このほか、個人情報保護法や景品表示法にも注意が必要です。個人情報保護法ではメールアドレスを含む個人情報の適切な管理が定められており、「取得した個人情報をメール配信に利用する」という旨をできる限り具体的に示すことが求められます。広告メールを配信する際は、虚偽広告や誇大広告を規制する景品表示法にも注意しましょう。

メール配信システムまとめ

メール配信システムについて、基本的な機能や導入メリット、注意点などをご理解いただけたでしょうか。

BtoB・BtoCを問わず、メールは重要な顧客とのコミュニケーション手段です。LINEなどのSNSが普及した現在でも、未だにメールは重要なマーケティングチャネルの一つとして活用され続けています。

メール配信システムは、そんなメールマーケティングを成功させるために欠かせない存在です。100万件を超える大量のメールを確実に配信できますし、開封率やコンバージョン率などのKPI測定を通じてマーケティングの効果を定量的に把握できます。

メール配信システムには多種多様な製品があるため、料金や機能、サポートなどを総合的に検討することが大切です。ぜひこの機会にメール配信システムを導入して、自社のマーケティングを強化してみてはいかがでしょうか。

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